「本格焼酎・泡盛とうまいもん祭り」が福岡PayPayドームで開催(文・写/古賀桃子九州局長)

  • [公開・発行日] 2023/07/10
    [ 最終更新日 ] 2023/08/12
   

福岡ソフトバンクホークス株式会社(福岡市/後藤芳光代表取締役社長)と日本酒造組合中央会(東京都/辰馬章夫会長)は、本格焼酎・泡盛とご当地グルメが楽しめるイベント「本格焼酎・泡盛とうまいもん祭~世界に誇る SHOCHUフェスタ~」を 令和5年7月8日(土)、9 日(日)に福岡 PayPayドーム(福岡市)で開催した。

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いわゆる試飲即売会で、北は新潟から南は沖縄まで計70以上の酒蔵所が出展。コロナ禍での開催となった昨年の開催分に比べて若い世代の来場者が目に見えて多く、かつ欧米やアジア系と思われる外国人観光客もみられた。入口には外国人専用窓口も設けられ、自撮りで楽しそうに撮影する外国人の姿も。

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琉球泡盛コーナーでは与那国町も含め4蔵が出展。各社それぞれに若い世代の目に留まりそうなおしゃれなデザインのボトルの泡盛やリキュールも陳列し、各社の従業員は絶えることのない来場者に次々に試飲用カップを渡しながらそれぞれの銘柄について説明していた。前回に比べ、今回は売れ行きが好調とのことで、中には「あらかじめ用意した商品が明日の早い時間で無くなりそう」との声も聞かれた。

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7月1日に就任したばかりの「第37代 泡盛の女王」の前泊選香(まえどまりえりか)さんも来場。「全国でイベントが増えてきていてとても嬉しいです。しっかり泡盛をPRしてまいります。」とにこやかに意気込んでいた。

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今回、球場の外野スタンド下にはキッチンカーや屋台がずらりと並び、美味しそうな香りが辺りに立ち込めていた。来場者は各ブースを往来しつつ、飲食コーナーで水割りや炭酸割りなどのお酒を片手に出来立ての食事を楽しんでいた。

2年連続で取材をしているが、今回は若い世代の来場が増えていたことが印象深かった。頬をほんのり赤らめながら、ああでもないこうでもないと味わいを語りながら試飲を楽しんでいる様子に、コロナ禍を経た酒造の盛り返しに期待感をおぼえた。

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(文・写/古賀桃子九州局長)

参考:前年(2022年)の同イベント記事はこちらより
https://awamori-news.co.jp/paypay2207

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