「本格焼酎・泡盛とうまいもん祭り」が福岡PayPayドームで開催
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[公開・発行日] 2022/07/25
[ 最終更新日 ] 2022/09/03 - イベント報告
福岡ソフトバンクホークス株式会社(福岡市/後藤芳光CEO)と日本酒造組合中央会(東京都/大倉治彦会長)は、本格焼酎・泡盛に加えご当地グルメが楽しめるイベント「本格焼酎・泡盛とうまいもん祭~世界に誇る SHOCHU フェスタ~」を 令和4年7月23日(土)、24 日(日)に福岡 PayPayドーム(福岡市)で開催した。
北は新潟から南は沖縄まで計80以上の酒蔵が出展。各社選りすぐりのお酒が試飲可能で、気に入った銘柄はその場で購入することができる。
来場者は各ブースを往来し飲み比べを楽しんでいた。また、酒類ゾーンの傍らではキッチンカーや屋台が稼働。球場内は賑わいとともに食欲をそそる香りに包まれていた。
琉球泡盛コーナーでは与那国町も含め8蔵が出展。プロモーション動画を流したり、リズミカルな沖縄民謡をBGMとして流すなどして、思い思いの演出を凝らしていた。
人気のドーム球場での開催ということも相まってか、家族連れや若いカップルの姿もみられ、果実を用いた泡盛ベースのリキュールの周りには、特に若い女性が集まっていた。
泡盛を試飲した焼酎ファンからは「泡盛といえば度数が高いイメージがあるが、焼酎と同じぐらいの度数のものもあることに驚いた」「イメージしていたよりも飲みやすい」といった声が聞かれた。また、欧米人とおぼしき来場者も複数みられ、関心層の広がりを垣間見た。
コロナ禍ということもあり、数年ぶりに県外のプロモーションイベントに参加した酒造所も少なくなかったようで、関係者からは「お客さんと直にコミュニケーションを持てる機会はやはり貴重と感じた。今後も積極的に出展していきたい。」といった前向きな声が聞かれた。中には、普段は酒蔵で製造に従事する若手社員をあえて接客させるべく会場に連れてきたという酒造所もあった。
コロナ禍が長引く中ではあるが、今後もこうした顧客・メーカーおよびメーカー同士で互いの熱量を感じ取れるようなフェイストゥフェイスの機会が、県内外で増えていけばと願うばかりである。
(文・写/古賀桃子 九州局長)
※琉球泡盛の出展酒造所一覧
株式会社久米島の久米仙
有限会社比嘉酒造
合名会社崎元酒造所
咲元酒造株式会社
瑞泉酒造株式会社
忠孝酒造株式会社
有限会社八重泉酒造
有限会社今帰仁酒造
※イベント公式ウェブサイト:https://shochufes.jp