祝!泡盛、日本遺産認定!!
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[公開・発行日] 2019/05/21
[ 最終更新日 ] 2019/06/18 - イベント報告
令和元年5月20日(月)、文化庁は、複数の有形・無形の文化遺産を一連の”ストーリー”として認定する「日本遺産」に、新たに「琉球料理、泡盛、芸能」を追加した。
日本遺産の認定制度は、平成27年に始まり、令和元年(平成31年)度は、日本全国より72件の申請があった。その中から日本遺産審査委員会の審議を経て、今回の泡盛を含む15件が認定された。これまでの総認定数は83件。
日本遺産は、世界遺産やユネスコ無形文化遺産などの文化財の保護を目的とする制度とは異なり、地域に点在する遺産を複合的に活用することで、積極的に地域活性化や産業振興を図ることを目的としている。
そのため、日本遺産に認定されることで、今後、情報発信や普及啓発等に関して、国の補助を優先的に受けることができる。
正式な認定ストーリーのタイトルは『琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、そして「芸能」』
ストーリーの概略は以下の通り。
『沖縄はかつて琉球王国と呼ばれ、独自の文化を形成。「守礼の邦=礼節を重んじる国」を掲げ、訪れる外国の賓客をもてなすために礼遇を行った。
特に,中国皇帝から派遣された冊封使節団は滞在期間が約半年間に及ぶほど大規模であり、冊封使節団をもてなす宴は国を挙げての重要な行事となり、料理や芸能に力を注ぐこととなる。
そこで供された宮廷料理や御用酒泡盛、宴を盛り上げた芸能は、今も沖縄の誇りとして県民に親しまれ、「世替わり」の歴史を映しながら、連綿と続く「守礼の心」で受け継がれている。』
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