第2回”泡盛川柳”受賞作品発表!(沖縄県酒造組合)

  • [公開・発行日] 2021/11/03
    [ 最終更新日 ] 2021/11/26
   

沖縄県酒造組合(佐久本学会長)は、令和3年11月1日(月)、第2回泡盛川柳コンテストの受賞作品を発表した。 昨年から引き続き第2回目となる今回は、全国から889句(375名)の泡盛川柳の応募があった。 受賞作品の作者には、海乃邦43度5升甕をはじめ、琉球泡盛古酒が贈呈される。 受賞作品及び審査員の選評は次のとおり。

最優秀賞

妻だけが 知る水割りの いい加減

(大阪風・ペンネーム:黒麹)

(審査員評)外で飲んでいても、独酌していても、妻の作る水割りの味に勝るものはない。「貴女の作る水割りが一番だ」と、妻に甘える作者の姿が目に浮かぶよう。

優秀賞

じじ棺に 泡盛入れる ねと孫が

(神奈川県・ペンネーム:泰平楽)

(審査員評)泡盛が大好きだった祖父のために孫が発した別れの一言を、その子の親が歌にしたのだろう。泡盛愛は、さりげなく、でも確実に親子三代に伝承されるようだ。

佳作

子を寝かし 泡盛せがみ 踊る妻

(北海道・ペンネーム:しげっち)

(審査員評)子どもをあやし、やっと寝付いてくれてホッとするひと時。晩酌をしているだろう夫に「私も泡盛」と楽しそうに踊りながら要求する妻の姿がかわいらしい。

審査員特別賞

ちぶぐわぁ~の 残る香りで もう一杯

(埼玉県・森田哲哉)

(審査員評)古酒の楽しみは味だけとは限らない。飲み干したあとの残り香が甘く変化していく余韻も泡盛古酒ならでは。年代物の古酒を飲み慣れている通の一句。

ユーモア賞

泡盛は 源氏か平家か 聞いた孫

(兵庫県・佐野博司)

(審査員評)泡盛を飲んでいるじいさんに、真面目な顔で聞いてくる孫の顔が思い浮かぶ。社会の授業で清盛とか敦盛とか習ったばかりだったんだろうな。

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