第20回泡盛懇親会inJOJO’s南イタリアンバル

  • [公開・発行日] 2023/03/31
    [ 最終更新日 ] 2023/04/22
   

令和5年3月11日(土)、人気ブロガー前城充さんが主宰する泡盛懇親会が20回目の節目を迎えるということで、会におじゃましてお話を伺った。

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前城さんは、1962年の那覇市生まれ。那覇高校を卒業後、琉球大学の夜間コース在学中に南風原町役場に就職、その後、与那原町役場を経て、今年、定年退職を迎えた。

もともと食べ歩きが好きで、13年前から始めた飲食店を紹介するブログ「パンプキンの“一人歩記”(https://mm1023.ti-da.net/)」がブログ作成サービス「てぃーだブログ」内で閲覧数上位の人気を誇っている。

主催者の前城充さん

泡盛懇親会を主催する前城充さん

食べ歩きを始めた20代のころは、お酒を飲むとしてもワインやウイスキーが多かったという。ところが40歳をすぎた頃、とあるバーで泡盛の古酒(くーす)と出会い衝撃を受ける。

そこのバーテンダーは、前城さんに古酒を注いだ後、”ひらく”まで飲むのを待つように指示したという。

泡盛古酒は、ちぶぐゎ(小さめのお猪口)に注いだ後、時間が経過すると徐々に香りの強さや質が変化する。その香りの変化を楽しみながら、時間をかけて、少しずつ、少しずつ、舌でなめるように味わうのが泡盛愛好家の間でもよく見られる作法の一つだ。そうして時間をかけて飲んだちぶぐゎに残る香り(残香)もデザートとして楽しむ。

古酒が”ひらく”体験を通し泡盛の奥深さを垣間見た前城さんは、高校の同級生である長嶺哲成さんが営む泡盛専門店”カラカラとちぶぐゎ(那覇市久茂地3-15-15)”に通うようになり、本格的に泡盛の勉強を開始。地酒でもある泡盛の素晴らしさをもっと多くの方に知ってもらいたいとの思いから公民館などで地域住民を対象とした「古酒を楽しむ会」を開催することとなる。

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さらには、神村酒造(うるま市)が開催する、通称”泡コン(泡盛懇親会)”で、多くの方が泡盛を楽しんでいる姿に感銘を受け、南部でも泡盛懇親会を開催したいと思い現在の泡盛懇親会を発足させた。

前城さんが運営する泡盛懇親会にはいくつかの特徴がある。

一つは、毎回違う飲食店で開催するが、どこも料理が美味しいこと。食べ歩きブロガーである前城さんお墨付きなので当然である。もちろん、古酒も前城さんが自身で選定し持ち込むので間違いない。

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次に、参加者の男女比が概ね半々であること。
泡盛を男女関係なく広めたいという前城さんのこだわりである。参加希望者の男女比が大きくずれる時は、多い側の希望者が制限される。

そして、参加者にSNS等で積極的にお店と会の情報の発信をお願いしている。そうすることで、泡盛好きの輪が広がることを願っているのだ。

会に参加するには、それら参加者が発信するSNSに参加したい旨のコメントを残すのが近道である。

店主のJOJOさん

泡盛好きのイタリア人JOJOさん

第20回目の泡盛懇親会は、那覇市松尾にあるJOJO’s南イタリアンバルで開催され、ゲストとして守禮、暖流でおなじみの神村酒造の中里社長も参加し、大いに盛り上がった。

JOJO’s南イタリアンバルは、昨年オープンした比較的新しいお店ではあるが、イタリア出身のJOJO(ジョジョ)さんがつくる南イタリアの家庭料理が美味しく、普段から泡盛と合わせて楽しむことができる点で前城さんの舌を大満足させ今回の会場となった。

「こんなにも美味しい泡盛をまだ知らない人が多いんですよ。もっともっと泡盛を知ってもらいたい」と願う前城さんの泡盛懇親会はまだまだ続く。

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(文・写/二代目預)

<参考>
■パンプキンの“一人歩記”
https://mm1023.ti-da.net/

■JOJO’s南イタリアンバル
https://mm1023.ti-da.net/e12403945.html

■カラカラとちぶぐゎ
https://bar.ti-da.net/

■神村酒造
https://kamimura-shuzo.co.jp/

kamimura

泡盛懇親会

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