第4回泡盛川柳 結果発表!(沖縄県酒造組合)
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[公開・発行日] 2023/11/10
[ 最終更新日 ] 2024/02/03 - イベント報告
沖縄県酒造組合(佐久本学会長)は、令和4年11月1日(火)、第四回泡盛川柳における受賞作品を発表した。応募総数914首で前回の817首にくらべ100首近く増加した。それぞれの川柳の作者には、副賞として琉球泡盛5升甕等が贈られる。
(審査員評)ウクライナに続き、ガザでも大きな戦争被害が日々伝わってくる昨今。第二次世界大戦で甚大な被害を受け、100年以上の古酒のほぼすべても失った沖縄の地で希求するは平和の世だ。仕次の古酒を子々孫々に伝えらえる時代で長く続きますようにと詠っている。
(審査員評)娘が誕生記念に仕込んだ泡盛甕なのだろう。結婚するのはうれしいが、やっぱり寂しい。この上、娘だけでなく誕生祝いの古酒まで渡してなるものか、いや、絶対にあげない。娘と飲むんだ。お前にはひと口も飲ませない。という父親のわがままな親心が伝わってくる。
(審査員評)よし、飲んでみようと、意を決して開けた古酒。一口飲んであまりの美味しさに畏れおののき、もったいなくてすぐさま封をしてしまう。飲んでしまうのが惜しくなってしまうほどの古酒に出会えた喜びと驚きがよく表現されている。
(審査員評)ウークイの夜、あの世のお金であるウチカビを燃やし、そこに泡盛をかけてご先祖さまをお送りする儀式に、子どもたちが父親が大切にしていた古酒をどぼどぼっと注いでしまったに違いない。待て待てと大騒ぎする父親の姿が目に浮かぶ。先祖もおいしい古酒を喜んでいるはず。
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