- Home
- 1970年 3月
アーカイブ:1970年 3月
-
産業資金 泡盛業へ融資(昭和45年3月1日)
政府の産業開発資金が、この程瑞穂酒造(社長 玉那覇有義氏)に融資決定された。これは去る1月9日付けで申請されていたもので、2月19日付で認可され、早速瑞穂酒造工場では工事に着手している。この資金貸付条件は従業員数100名… -
解説 マージン競争が激化へ~10年間も保護してきた~(昭和45年3月1日)
沖縄の年間ビール消費量は順調な伸びを示し、約8万5千石(1968年4月~1969年3月まで)であるが、このうち地元産と輸入品の比率は9対1の割合である。では、地元産と輸入品の消費形態がどうなっているか、また税制審議会の答… -
宮古島 バー・キャバレー3月1日から飲み代金値上げ(昭和45年3月1日)
宮古のキャバレー、バー組合では、最近の人件費や諸物価の上昇に伴い、経営困難になっていると云う理由で、3月1日より一斉値上げに踏み切った。新料金は次の通り。ボトル・瓶ビール種類料金オリオンビルール(大)1弗20… -
秘法 ハブ酒のつくり方とその効用(昭和45年3月1日)
八重泉酒造のハブ酒造り前書きはさておき、先島にハブ酒づくりの名人がいると云うことで、本紙ではそのハブ酒づくりの秘法や効用について取材するため、八重山のはぶ酒本舗“八重泉酒造工場(代表者 座喜味盛光氏)を訪ねてみた。石垣港… -
醸界風土記⑥ 泡盛 山川酒造(昭和45年3月1日)
“伊野波の石こびれ無蔵つれてのぼるにやへも石こびれ遠さあらな”有名な古典“伊野波節”である。その昔、恋に陥ちた2人者の若者がガタガタ道を歩みながらままならぬ“定”にうたった悲歌であると云われているが、その有名な古典のふる… -
税審「酒類消費税改正」の答申内容(昭和45年3月1日)
消費者保護を全面に税率引き下げ36万ドルの減収税制審議会(平良恵三会長)は、在8月から約半年聞にわたり諮問事項「本土復帰に備えての税制改正について」を審議、さる2月2日に答申書をまとめ、屋良主席あて答申した。この答申を受… -
【泡盛復帰コラム】(宮古編)復帰対策はこれでよいか両先島業界の実態をきく(昭和45年3月1日)
A工場宮古のの泡盛業は一口に云って1番の斜陽産業と云える。8年前に業者が話し合って共同ブレンド販売をやりましたが、あの頃の消費者の風評は悪く、マスコミからもさんざんたたかれ、結局世論に屈服した訳です。2回目の試みは方法を… -
【泡盛復帰コラム】(まとめ)復帰対策はこれでよいか両先島業界の実態をきく(昭和45年3月1日)
此の様に両先島では2~3の業者を除き、ほとんどの意見を取材してきたが、先ず自分自身に鞭打つ厳しい意見、合理化は良いが時期尚早だと云う意見、政府に専門係官を置いて貰いたいと云う意見、転業資金があれば転廃業しても良いという意… -
【泡盛復帰コラム】(序文)復帰対策はこれでよいか両先島業界の実態をきく(昭和45年3月1日)
1972年、本土復帰に備え沖縄のあらゆる企業が激動し続ける中にあって、泡盛業界も復帰後の諸情勢に対処すべく、それぞれ企業の合理化を推進しつつあり、すでに本島内では協業に踏み切っている業者や諸設備の充実、衛生管理面の改革等… -
【泡盛復帰コラム】(八重山編)復帰対策はこれでよいか両先島業界の実態をきく(昭和45年3月1日)
A工場先ず琉球泡盛は品質の統一をして我々下からの盛り上ってくる力で連合会を推進していかなければならないでしょう。そして余剰生産の分をどうしても県外にもっていかなければいけない。当面する八重山での競争は仲々うまく調整できな…