政府の産業開発資金が、この程瑞穂酒造(社長 玉那覇有義氏)に融資決定された。これは去る1月9日付けで申請されていたもので、2月19日付で認可され、早速瑞穂酒造工場では工事に着手している。
この資金貸付条件は従業員数100名以上か資本金10万ドル以上の会社に適用される者で、企画局予算部によると、泡盛の知名度が高くなって来たこと、特産品たる泡盛を国内市場に乗せていく体制づくりと云う考え方から、古酒を高級化していことによって、更に泡盛を認識させていく考えで意欲的な業者への融資を決定したと語っているが、同工場では沖銀の協調資金1万2千ドル、自己資金3万2千ドル(2%)、産発資金11万2千ドル合わせて16万ドルの増設費となっている。
工事完成は6月末となっているが、完成の暁は原料処理8千100キロとなり、製品は9千720リットル(54石)、既設の醸造高を合わせると約2万石工場となる訳であるが、約2倍の醸造をしても、生産部では現在の17名の従業員数に3名を加えるだけで間に合うと云う合理化対策を全面的に採り入れており、工場側ではその分コストダウンも可能であり、貯蔵に力を入れ、品質の向上を計っていきたいと語っている。
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