「おうちで、楽しむ。沖縄展」東武百貨店(池袋店)にて開催中!(文・写真/岡山進矢東京支部長)

   

令和2年8月12日(水)、東京都豊島区の東武百貨店池袋店で「おうちで、楽しむ。沖縄展」が開幕した。

毎年恒例の催事だが、今年は新型コロナの影響で旅行・外食を思うように楽しめない状況下で「家で沖縄を楽しんでもらう」ことをテーマに沖縄の人気物産が集められている。

物産展やイベントの中止が相次ぐ中、首都圏の沖縄ファンにとって待ちに待った大規模「沖縄物産展」の開催だ。

泡盛関連の出店は5社。「瑞穂酒造」「神村酒造」「比嘉酒造」「沖縄県酒造協同組合」、そして例年バースタイルで出店する「泡盛倉庫」が今回販売ブースを構えた。

泡盛以外の酒類では、南大東村の「グレイス・ラム」と、那覇市の「浮島ブルーイング」が出店している。

筆者が訪れたのは、2日目のオープン直後。

例年の倍ほどの広さで設置された通路に客はまばらで、沖縄物産展でよくありがちな良い意味でのゴチャゴチャ感はないが、正午が近づくとともに少しずつ賑やかさが増した。

+コロナ_閑散

「お客さんの数は少ないんですが購入率は高く、高額商品もよく出てます。」と教えてくれたのは、瑞穂酒造の名物営業マン・本田さん。

「経済状況が厳しい中足を運んでくれるお客さんもいるので、グイグイお勧めしないよう気をつけてます。」と、瑞穂酒造の名物営業マン・本田さん。

「経済状況が厳しい中足を運んでくれるお客さんもいるので、グイグイお勧めしないよう気をつけてます。」と、瑞穂酒造の名物営業マン・本田さん。

今回、コロナ対策としてイートインの設置や各ブースでの試飲・試食が中止されている。そんな中、例年とそれほど売り上げが変わらないというブースが泡盛メーカーも含め複数あった。

「人が少ない分、各酒造の方とたっぷりお話しできました。」と話してくれたのは、飲食店経営者の男性客。ゆったりと作られた会場に、安心して買い物ができたそうだ。

「新宿伊勢丹の物産展が中止になった分、こちらに会いに来てくれたというお客さんもいて嬉しい。」と、社長に就任されたばかりの神村酒造フロントマン・中里さん。

「新宿伊勢丹の物産展が中止になった分、こちらに会いに来てくれたというお客さんもいて嬉しい。」と、社長に就任されたばかりの神村酒造フロントマン・中里さん。

アルコールスプレー持参で来場したという泡盛ファンの女性は「入り口でのサーモグラフィーチェックは少し緊張した。台湾展と同時開催される例年の賑やかさと比べると、今年は大人し目に感じた。」との感想。

3人組で訪れたという男性は「普段なら5、6人誘って来るのだが、今年は少人数で。普段と雰囲気が違い落ち着かない。しかし春から沖縄イベントの中止が続き寂しい中での開催に感謝。」と話してくれた。

会期は18日(火)までの7日間。電話やインターネットでの商品購入が可能な「TOBU Online Shopping」上でも同時開催中だ。(17日まで注文可)

おうちで、楽しむ。沖縄展

会期:2020年8月12日(水)~18日(火)10:00?20:00 ※最終日は17時閉場
会場:東武百貨店池袋店 8F催事場
主催:沖縄県・(株)沖縄県物産公社 / 協力:(一財)沖縄観光コンベンションビューロー
公式サイト: http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/detail/3089

比嘉酒造・垣花さんが掲げてくれたのは物産展限定の大人気商品「残波 一九九九年」。また1年分熟成を深めたはずだが、価格は昨年からそれほど上がっていない。

比嘉酒造・垣花さんが掲げてくれたのは物産展限定の大人気商品「残波 一九九九年」。また1年分熟成を深めたはずだが、価格は昨年からそれほど上がっていない。

ジャイアンツ記念ボトルと、46社ブレンド商品「いちゃゆん」を掲げてくれた沖縄県酒造協同組合の守田さん。「1993年蒸留の海乃邦もお目見えします!」

ジャイアンツ記念ボトルと、46社ブレンド商品「いちゃゆん」を掲げてくれた沖縄県酒造協同組合の守田さん。「1993年蒸留の海乃邦もお目見えします!」

「バースタイルの営業はできず売り上げも厳しいが、あとで今年の苦境を笑って語れるよう未来に繋がる活動がしたい。」と話してくれた泡盛倉庫・比嘉店長。

「バースタイルの営業はできず売り上げも厳しいが、あとで今年の苦境を笑って語れるよう未来に繋がる活動がしたい。」と話してくれた泡盛倉庫・比嘉店長。

「高級フルーツがよく出てます。」と、沖縄産の野菜果物を販売する翁屋・小堺GM。同社は泡盛の品揃えに定評がある東銀座の沖縄料理店「島どうふ」も経営。

「高級フルーツがよく出てます。」と、沖縄産の野菜果物を販売する翁屋・小堺GM。同社は泡盛の品揃えに定評がある東銀座の沖縄料理店「島どうふ」も経営。

カウンター内まで距離をとってマスクを外してくれた、浮島ブルーイングのイケメンスタッフ・武井さん。「サーバーでご提供できないのが残念。」

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(文・写/岡山進矢東京支部長)

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