2022年2月21日(月)より、株式会社マーケティングガレージ(東京都千代田区)は、JR東京駅構内地下「スクエア ゼロ」にて石垣島、宮古島、久米島、そして沖縄本島周辺15離島の物産を集めた「沖縄離島フェア」を開催している。会期は2月28日(月)まで。
同社はこれまでも品川や秋葉原などのJR駅構内で泡盛を始めとする沖縄特産品のPRを行うブースを開設してきたが、「離島」というテーマでの開催は今回が初。
泡盛酒造所の出店は3蔵。石垣島から請福酒造、久米島から久米島の久米仙、そして宮古島から多良川が横並びでブースを構える。
またその隣に、沖縄県内の離島蔵元の銘柄をずらりと並べたブースも設置されており購入もできる。
「久しぶりの県外での物産展なので、嬉しいです。」と話してくれたのは、請福酒造の座安一樹さん。
ブースには島内限定銘柄を始め、ゆず、シークヮーサーなどの人気リキュールが並ぶ。
「県外に出していない新商品のコーヒーやクールのリキュール、そしてイムゲーを見に来て欲しいです。(座安さん)」
瓶、カップ、パウチ、ペットボトル、化粧箱…とバリエーション豊富な品揃えの、久米島の久米仙ブース。
「オススメは、新しくなったカップ酒“究極の水割り”。1月から県外発売が始まって、今回東京駅発上陸です。(笑)」
と、同社の仲宗根伸也さん。
発売直後にスーパーの棚から一気に消えたという大人気のパウチシリーズから今年度の県知事賞受賞酒「5年古酒」まで、その中身も幅広い。
「人気のVB16や宮古島まもる君ボトルを限定本数ですが確保してきました。」と、多良川の平山雅之さん。
全国放送のテレビで紹介されたVB16が完売直前だ。まもる君ボトルの横には宮古島内のバーや飲料メーカーとのコラボ商品も並び、宮古島ファンにはたまらないラインナップだ。
泡盛以外の酒類としては、日本最南端のビールメーカー・石垣島ビールが出展。
代表取締役の塩谷篤(しおがいあつし)さんは、「久しぶりの物産展。今はネットやふるさと納税の返礼品が主な出品先。アンテナショップもでき人気が上がってきたところでのコロナはキツかった。」と語る。
ブースにはビールと白百合(池原酒造)をブレンドした「石垣島ハイビール」や、ラム酒(多良川)をブレンドした「黒糖ヴァイツェン」など数種類の商品が並ぶ。今後、県産ウイスキーとのブレンドビールも計画しているとのこと。
「泡盛やビールを始め、島でしか手に入らない商品がいっぱいあるのでぜひ見に来てもらいたいです。」と、当物産展の仕入れ・販売の責任者、ぷからす家(神奈川県横浜市)の野村拓哉さん。
車えびやもずくなどの海産品、創作シーサー、ご当地スウィーツなどが並ぶほか、オリオンビールや紅芋タルトといった沖縄の定番人気商品も揃っている。
「飲食イベントは今難しいのですが、物産展はこうして定期的に開催することができて嬉しいです。」(野村さん)
沖縄観光&地域物産展 沖縄離島フェア
会期:2022年2月21日(月)?28日(月)
時間:11:00~21:00(最終日?20:00)
会場:JR東京駅地下1F「スクエア ゼロ」
(文・写 岡山進矢東京支部長)