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我々はよく旅をする。飛行機の中や、船の中、汽車の中で未知の人と知り合う。目的地が同じのとき、話に花が咲き、親しみも一層増す。人間交流の始まりだ。たまたま、それが契機となってお互いの郷里を訪問しあったりする。ある日、私もそ…
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宮里酒造所(所長:宮里武秀、小禄在)では、これまで使用していたカメのモロミタンクをオールステンレースにきりかえた。これは去る10月に丸高ステンレース工場が請負い完成させたもので、2,400L入13本が並んだ同工場内は、こ…
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新年おめでとうございます。昭和46年(1971年)の年頭にあたり、皆様方の御健康と御隆盛を祈念するとともに、1972年復帰に向け、酒類産業の順調な進展と繁栄がもたらされるよう希ってやみません。本県の酒類産業は、戦後の廃虚…
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通産局は、2月の立法院定例議会に中小企業近代化促進法、協同組合法、中小企業資金融通法の一部改正案を立法勧告する予定で、局内調整を進めている。本土企業と適正競争力養うため中小企業近代化促進法の一部改正の骨子は、中小企業の定…
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月間販売数量1,000石を突破しました。沖縄を代表する銘酒“瑞泉”。昨年中は瑞泉を御愛飲下さいましでありがとうございました。今年も沖縄が世界に誇る銘酒“瑞泉”をどうぞよろしく。琉球泡盛は今から約500年の昔、貿易によって…
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1971年は市場争奪戦、宣伝・販売も一体化1970年は沖縄の醸造、飲料水業界にとって大きな“転換期”をみせた年だったといえる。代表的なものではまず、洋酒業界のニッカ、サントリーについで三楽オーシャンが地元の洋酒メーカーで…
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近年、琉球泡盛のよさが消費者に理解され、沖縄の全酒類消費量の約60%が泡盛のシェアだと云われているが、それは各メーカーの企業努力による品質向上の結果だと云える。しかし今後復帰までに幾多の面で体制固めを業界がしなければ、到…
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僕にとって酒は、明日の生活へのカンフル剤である。僕が本格的に酒を飲み初めたのは、大学1年の夏であった。あれからやがて10年の才月が流れようとしている。大学1年の夏休み、同じクラスの仲間5~6人でヒッチハイクの旅に出た。こ…
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フツキ、フツキと草木もなびいた時代があったが、それがまともになったら、今度は反対にフツキファンという言葉にかわり、沖縄の人々は精神的に落ち着きを失っているのではないか。この激しく変わる世の中に、以前からフツキ反対の男がい…
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序文昨年、本紙の新年号に「古今東西・酒ばなし」という駄文をモノしたら、口のまがった悪友どもから「さすがは20年のキャリアだ。その飲み代をそっくり定期にまわしていたら、今どろ貸しアパートの1軒や2軒、かるく建ってたろーにー…
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