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去る4月のユカルヒ(吉日)に自宅床下に貯蔵してあるクースガーミ(古酒甕)たちを庭先に並べて周囲をキレイに拭いて『日光浴』をさせた。実に久しぶりであった。ついでにクースにうるさい酒友5人を招いて一緒に味見をしたのであるが、…
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長谷川英一郎という東北福島のご出身で、元衆議院の沖縄及び北方問題に関する特別委員会の責任者だった人から、去る4月14日にご丁重なお便りと『玉稿』が届いた。久しぶりである。この人、現役時代は衆議院の『泡盛男』といわれた方で…
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山原島酒之会なるグループをご存知であろうか。1998年9月に発足しているこの面々、只者ではない。メインスローガンに曰く「山原のすべての家庭の床の間にクースガーミを」ときた。メンバーは名護市立中央図書館の島袋正瓶(いや失礼…
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“酒無しデー”に泡盛飲む~明け方まで記者と共に~〔2001年3月号のつづき〕当間重剛さんが公職を退いて晩年沖縄赤十字社の常務をしていた頃には、ちょくちょくこの人を訪ねては、古酒談義に花を咲かせたり、人生の教えを乞うた。或…
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当間重剛という偉い人物がいた。那覇市長を経て、1956年11月11日~1959年11月10日まで琉球政府の第二代行政主席(沖縄県庁調べ)を務めた人間である。大方の沖縄人が輸入ウイスキーを飲んでいた時代にあって、独り泡盛だ…
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八重山石垣市字新川の請福酒造有限会社(漢那憲二社長)が去る12月2日「八重山泡盛の20世紀と21世紀を楽しむ会」と銘打って多彩な儀式を行った。私も取材で石垣市へ飛んで行った。はじめに古酒蔵のお清め式が行われ、八重山泡盛座…
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「朝日に映ゆる嘉津宇岳恩納の峰はほのぼのと堪ふる影も名護浦の松の縁のこきところ」で始まるわが母校名護高校の校歌を実に50年ぶりに高歌放吟(こうかほうぎん)した。1950年3月に卒業して今年で50年の歳月が流れている。去る…
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〝憶良らはいまはまからん子泣くらん そのかの母もわを待つらんぞ″確かそのようにおぼえているのであるが…。ご存じ万葉歌人の山上憶良が詠じた歌である。遠い昔、我が名護高校の国語の教師だった下門龍栄先生に教わったのであるが、こ…
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我が愛すべきA先輩の酒の上での失敗談である。小さいながら建築請負業を営んでいた先輩は酒を飲む機会が多かった。次のことは直接ご本人から聞いた実話である。今でこそ跡形もなく想像もできないであろうが、真喜比から安里に下ると高架…
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さて、前号はあまり文章が硬すぎるとの読者からの指摘を受けたので、ここら辺で話をぐーんと落として酒飲みの失敗談を披露したい。余所さまの事を書く前に先ずは私自身を斬ってみよう。わが貧乏新聞社は沖縄ヘラルド新聞で創刊、沖縄朝日…
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