過去の記事一覧
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朝夕さん酒に うぶりやいうすが 幾かたみ飲だが なまぬえーだに詠み人知らずのこの狂歌の大意を石垣長助学兄(故人)は小紙への玉稿の中で次のように解説している。「朝から晩まで酒におぼれ、ひたっているようだが、お前はこれまでど…
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小紙醸界飲料新聞が創刊されたのは沖縄がヤマトに復帰する3年前であった。題字は「譲界ニュース」で、1970年7月30日付の第8号から現在のタイトルに変わっている。創刊時の琉球泡盛製造業者は70場あった。新式焼酎業者が5場、…
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我が沖縄における酒類の変換の一端を眺めてみたい。1969年に私がデパート大越(旧沖縄三越、現HAPiNAHA、那覇市牧志)で調べた酒類の価格(小売り)帯は次のようになっている。勿論沖縄のドル時代である。1969年、デパー…
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沖縄でチュワカサー、タワカサーと昔からよく表現されているが、私はこれまでこの語意に確たる自信はなかった。チュワカシ、タワカシとは1沸、2沸であろうことまでは知っていた。しかし、どうしてそう言っているのか識者に何度か聞いた…
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琉球泡盛のクース(古酒)づくりが今、盛んである。メーカーは勿論それに力を入れているが、愛飲者の間でも自分流のクースづくりが盛んに行われている。中にはグループでお互いに切磋琢磨しながらつくりを楽しんでいる方々もいる。泡盛と…
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去る2月12日は旧暦の1月1日で旧正月であった。この日は、午後3時から4時までの1時間にわたり、琉球放送テレビで泡盛の女王の選出大会が生放映される日である。今年で17回を迎えていてすっかり定着した好番組となっている。17…
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我が琉球泡盛の今年の展望として県外も県内にあっても飛躍する年となる。であろうと前号で書いた。確かにそのように推移していくと私は思っている。が、しかし5年先々を考える時、我が泡盛は決して安泰であるという保証はない。今年は沖…
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つい2、3日前、ある泡盛製造工場を訪ねたら折りよく社長が居てしばしの雑談と相成った。その中で非常に『痛快』な話を聞いた。最近、宮崎、鹿児島への泡盛の出荷が増えてきているというのだ。宮崎、鹿児島といえば麦と芋焼酎の本家本元…
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「…いま私が知り得たことは、小さい島の歴史でも、汲めども、汲めども尽きぬ深さをたたえているということである。見方を変えるなら、島の自然と人情に育まれた文化、土着の思想の美しさということになろうか。それらのことは、語れば語…
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「節酒会規約」なる珍しい文書を見つけた。持ち主は那覇市樋川で辯護士(弁護士)を営む島田良安さん。島田さんは旧久志村大川(現名護市)の出身で母方の実家に保存されていたもの。第1条から第13条まであって「大正8年2月1日ヨリ…
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2025-9-17
沖縄県は、飲食店関係者を対象とした「琉球泡盛魅力発信キャンペーン」を令和7年9月から11月まで、東京…
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泡盛検定協会(会長:古賀桃子/事務局:泡盛新聞)は、令和4年5月8日(日)より、泡盛検定3級合格に向…
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泡盛新聞は、令和2年3月20日(金)、創刊50周年記念事業の一環として、台湾と沖縄を股にかけ活躍する…
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沖縄には「もあい」という制度があります。
簡単に言ってしまえば、定期的に開催される飲み会のことです…
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令和元年8月24日(土)、名護市真喜屋の水田にて、地元農家の指導の元、泡盛業界関係者が泡盛原料用長粒…
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平成30年10月30日(火)、久米島の久米仙(久米島町、島袋正也社長)、瑞泉酒造(那覇市、佐久本学社…
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