沖縄ウイスキーが那覇空港で飲める。OKINAWA BLUE(久米仙酒造)
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[公開・発行日] 2022/09/03
[ 最終更新日 ] 2022/09/20 - バー(沖縄)
久米仙酒造(比嘉洋一社長/那覇市)は、令和4年6月11日に、那覇空港国内線フロア3階にて、泡盛原酒を活用した自社ウイスキーを提供するバーOKINAWA BLUE(オキナワブルー)をオープンした。
久米仙酒造は、1989年に樫樽貯蔵泡盛「奴樽蔵(やったるぞう)」を発売して以来、泡盛の樽貯蔵に力を入れてきた酒造所の一つである。
泡盛原酒を樽貯蔵した場合、樽由来の色素成分により泡盛原酒が琥珀色に着色されるが、泡盛には、出荷の際、ウイスキー等の他の酒類との誤認を防ぐ目的で、色が濃すぎることに対しての規制が設けられている。
そのため、長期樽熟成した泡盛原酒は、着色のないクリアな泡盛とブレンドして着色度合いを弱めるか、製法を変え、着色に関する規制のないリキュールやウイスキーに法律上の分類を変更して販売する方法がとられる。
久米仙酒造は過去に、”那覇”や”G.E.M”などの銘柄で、樽熟成泡盛原酒を活用したリキュールを販売した実績があるが、この度、OKINAWA BLUEにおいては、樽熟成泡盛原酒を活用したウイスキーが提供される。
原酒(50度)を含め、3年樽貯蔵(43度)、8年樽貯蔵(40度)のウイスキーの飲み比べができるセット(税込1,000円)もあり、貯蔵年数による風味の変化を体験できるのでおすすめだ。気に入ればその場で購入もできる。
那覇空港をご利用の際には、ぜひお立ち寄りいただきたい。
※OKINAWA BLUEの詳細は動画「蒸留階級TV(YouTube)」でもご覧いただけます。
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https://youtu.be/QA-1Hd3FH58