AWAMORI+SAKEフェス~日本列島はしご酒の旅~(文・写:岡山進矢東京支部長)

  • [公開・発行日] 2023/11/06
    [ 最終更新日 ] 2023/12/04
   

令和5年10月27日(金)〜28日(土)、東京交通会館12階カトレアサロン(東京都千代田区)にて、泡盛の無料試飲、杯売り、そして買い物が楽しめるイベント「AWAMORIフェス」が開催された。主催は沖縄県酒造組合。

また、同じ会場内で隣接して、全国から日本酒・焼酎・ワイン・ウイスキーなどが集う試飲チケット付きの有料イベント「第7回SAKEフェス」(主催:読売IS/東京都中央区)が同時開催され、合同で「日本列島はしご酒の旅」と銘打たれた。

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会場内は北側からSAKEフェス、イベントスペース、AWAMORIフェスと3分割され、AWAMORIフェスゾーンに菊之露酒造、新里酒造、忠孝酒造、比嘉酒造、八重泉酒造、そして沖縄県酒造協同組合がブースを構えた。

また、イベントスペースでは沖縄県酒造組合が44酒造の銘柄を揃えて試飲させた。

今回のコラボは沖縄側から持ちかけられたという。「違うお酒のファン同士の交流がいいですよね」と話すのはSAKEフェスを主催する読売IS 企画部の奥畑さん。“人形町酒店”名義でこれまでもお酒のイベントを主催しており、今回も普段お付き合いのある酒造さんを中心に声をかけたという。

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SAKEフェスの前売りチケットは、この会場での酒類関連イベントでは歴代1位のスピードで売り切れたとのこと。

筆者が訪れたのは初日。平日の昼間ということもあって開始時には閑散としていた会場だが、仕事帰りの務め人が来場する夕刻になると遅い夏祭りを彷彿とさせるような賑やかさとなり、各ゾーンを回遊する人が目立つようになっていた。

AWAMORIフェスゾーンの立ち飲み用テーブルで戸惑っていたSAKEフェスから流れてきたという日本酒ファンの女性三人組に声をかけた。
何を試飲していいかわからないと言うので減圧蒸留酒、樽酒、古酒を流れで案内すると「泡盛のイメージが変わった!」とその味わいに満足してくれた様子。

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友人であるスタッフから誘われ来場したという女性は「泡盛はこれまでほとんど飲んだことなかったけど、これからはシーンに合わせて選択肢に入れたいです」と気に入った様子だった。

ステージが設置されたイベントスペースではインディーズアイドルやシンガーソングライターが次々とパフォーマンスを披露。それぞれのファンが観覧後にお酒のスペースを回遊するという好循環が生まれた。

前出の読売IS・奥畑さんは「今回を良い前例にして、今後も交流イベントを数多く開催できたら嬉しいです」と手応えと抱負を語ってくれた。

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(文・写/岡山進矢東京支部長)

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