第8回 鶴見ウチナー祭(文・写/岡山進矢東京支部長)

  • [公開・発行日] 2023/11/06
    [ 最終更新日 ] 2023/12/21
   

令和5年11月4日(土)、5日(日)の二日間。神奈川県横浜市鶴見区の入船公園にて「第8回 鶴見ウチナー祭」が行われた。(主催:鶴見ウチナー祭実行委員会/共催:鶴見区、琉球新報社)

筆者が訪れた初日4日の天候は、秋晴れの行楽日和。というよりも夏日に届く沖縄日和だった。
開始時間の午前11時を待たずして、会場内はすでにたくさんの来客で熱気を帯びていた。

平成28年にスタートし、今年で8回目となる。
「この祭の楽しみ方が地域の方々に浸透してきたのかもしれません。地元の方はブルーシートを持ってきていて、まるでピクニックみたいですね」と嬉しそうに話してくれたのは、実行委員会事務局長で沖縄企画ユンタクヤ代表の野村拓哉さん。立ち上げから見てきた野村さんの目にも、今年の客入りは例年より勢いを感じるそうだ。

広大な会場には70を超える飲食・展示・販売ブースがズラリと並んだ他、今年は嘉手納町から棒術などの伝統芸能を披露する「野里共進会」、エイサーの本番・沖縄市から「園田青年会」、計80名ほどをゲストとして招いた。「鶴見で披露したい、という思いで来てくださいました」と野村さん。

+写真01_鶴見
ステージ出演とYoutube「鶴見でちむどんどんチャンネル」の撮影で来場していた俳優の岩上円香さんは「昨年より人が多くパワーアップしてる気がします。地元の人が多く来て、朝から酔っ払って楽しんでる(笑)というのが他のお祭りとは違う感じがしますね」と話してくれた。

+写真02_鶴見

我らが泡盛業界からは、久米仙酒造、多良川、忠孝酒造、比嘉酒造がブースを構え、商品販売の他、水割りやハイボールなどのカップ売りも行う。正午に差し掛かるころには飲食ブースとともに長蛇の列を作っていた。

「例年、土曜日より2日目の日曜日の方が来場者が多いので、明日も楽しみです」と話してくれた、前出の野村さん。
この原稿を書いている5日も、会場は快晴夏日だった。

+写真03_鶴見(文・写/岡山進矢東京支部長)

https://www.youtube.com/@tsurumi.okinawa

久米仙酒造は人気のウイスキー中心。ストレートやソーダ割りで楽しめる。

久米仙酒造は人気のウイスキー中心。ストレートやソーダ割りで楽しめる。

ラムやジンも取り揃える他、ハイスペックな限定泡盛をリーズナブル価格で買える多良川。

ラムやジンも取り揃える他、ハイスペックな限定泡盛をリーズナブル価格で買える多良川。

フルーティーな新酒から熟成古酒まで、幅広く楽しめる忠孝酒造。

フルーティーな新酒から熟成古酒まで、幅広く楽しめる忠孝酒造。

お祭り向きの缶やボトル、カップなどキャッチーな商品が揃う比嘉酒造。

お祭り向きの缶やボトル、カップなどキャッチーな商品が揃う比嘉酒造。

鶴見に店を構える南米料理店も数多く出店。ブラジルのコロッケが残波シークヮーサーサワーとよく合う!

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今帰仁村のPRブースには今帰仁酒造の商品が。

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松藤の宜野座地域限定泡盛「宜野座のしずく」。

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鶴見の駅や町のあちこちにポスターが。町ぐるみでの盛り上がりが感じられる。

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