泡盛の日で締めくくる8日間 「ウチナーンチュウィーク」、泡盛の蔵にも広がる(WUBネットワーク)
- [公開・発行日] 2026/10/09
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令和8年10月25日(日)から11月1日(日)までの8日間、沖縄の食文化や歴史的ルーツを世界中の県系人と分かち合うことを目的とした「ウチナーンチュウィーク(主催:WUBネットワーク)」が開かれる。
ウチナーンチュウィークは、10月25日の「空手の日」に始まり、10月30日の「世界のウチナーンチュの日」をはさんで、11月1日の「琉球歴史文化の日」と「泡盛の日」までの期間に開催。別名は「ウチナーンチュの感謝祭」。
ここでいうウチナーンチュは、沖縄県民に限らない。県外や海外に暮らす県系人(約40万)、沖縄を愛する人(Uchinanchu-at-heart)も含む。
主催するWUBネットワークは、Worldwide Uchinanchu Business Network(世界ウチナーンチュ・ビジネス・ネットワーク)の略で、世界各地の県系人と、その活動に賛同する会員でつくるビジネスの団体だ。平成7年の「第2回世界のウチナーンチュ大会」で本構想が企画され、ハワイの県系人の経済団体を母体に平成9年に設立された。本部はハワイ州ホノルル市に置き、南米・北米・アジアなどに支部を持つ。
会長は国吉真理子さん。会員同士のビジネス交流のほか、県系人の子弟のハワイ大学東西センターへの留学支援など、次世代の育成にも取り組んでいる。
令和3年10月にウチナーンチュウィークを提案し、翌令和4年にはブラジル・サンパウロ市で、現地のレストランイベント「Japan Restaurant Week」と共催した。
祝い方の中心に据えているのは豚肉だ。
戦後の食糧難の時期、ハワイの沖縄系移民が550頭の豚を沖縄に贈った。その支援への感謝を、米国の感謝祭になぞらえて祝おうというのが出発点になっている。期間中は豚肉料理を食べ、歌い踊り、乾杯して祝うことを呼びかけている。
県内ではこれまで、タウンプラザかねひで、フレッシュプラザユニオン、セブンイレブン沖縄、飲食店のOkinawa PORK Villageなどが、期間中にプロモーションを行ってきた。令和6年には沖縄県の支援で記者発表を開き、県内の新聞2紙とテレビ3局が報じている。県外では、関東の沖縄料理店400店でロゴとフライヤーを掲示したという。
泡盛とのつながりは、日付にある。期間の最終日が泡盛の日で、初日の10月25日は「沖縄の産業まつり」の最終日に重なる。主催者は、祝いの席の乾杯に泡盛を据え、泡盛業界と一緒に取り組みたい考えだ。
ただ、これまで泡盛の蔵との具体的な連携には至らなかった。昨年は、沖縄の産業まつりを主催する沖縄県工業連合会に協力を打診したが、会員への周知が難しく、泡盛メーカーへの働きかけは実現しなかったという。
そこで今年は、蔵に個別に声をかけ始めた。
今年は、咲元酒造(恩納村)、神村酒造(うるま市)、瑞穂酒造(那覇市)の3蔵でプロモーションを予定している。咲元酒造と神村酒造は、沖縄の産業まつりの出展ブースにウチナーンチュウィークのロゴを掲示する。両蔵には、自社の店舗での掲示も依頼しているという。
このほか今年は、フレッシュプラザユニオン、セブンイレブン沖縄、Okinawa PORK Villageがプロモーションを予定している。
主催者が泡盛業界での狙いに挙げるのは、県内の飲食店や家庭、酒販店へ取り組みを広げての消費拡大、観光客やインバウンドへの発信、そして世界の県系人のネットワークを通じた海外での普及の3つだ。
ロゴとポスターは、趣旨に賛同すれば期間中に無料で使える。主催者は、飲食店や酒販店での掲示のほか、県外や海外の親戚、空手道場の支部などと共有して一緒に祝うよう呼びかけている。ダウンロードはWUBネットワークのホームページ(https://www.wubnetwork.com/logo-download )から。特設ページ(https://www.wubnetwork.com/about-5 )も設けている。
今年の沖縄の産業まつりは、10月23日(金)から10月25日(日)までの3日間、那覇市の奥武山公園および沖縄県立武道館で開催される。
(文/岡山進矢東京支部長、写/WUBネットワーク提供)


























