新宿で泡盛パーティ「泡盛文化祭」開催!(東京泡盛会)文・岡山進矢東京支部長
- [公開・発行日] 2025/02/13
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東京泡盛会(白井芳和代表)は令和7年2月2日(日)、インテリジェント・ロビー「ルコ」(東京都新宿区)にて泡盛ファンと泡盛酒造所の交流パーティ「泡盛文化祭」を開催した。(共催:沖縄県酒造組合)
現在の東京泡盛会は、会員の高齢化で活動が休止した歴史ある前身「東京泡盛同好会」を引き継いで欲しいとの沖縄県酒造組合からの依頼を受け、2014年に発足。
以降コロナ禍を除いた毎年度、東京近圏の泡盛ファンのためのパーティを主催しており、今回で8回目の開催となる。
会場を学校に見立てた「文化祭」スタイルでの開催は、昨年度に続き2回目だ。
パーティのメインは、酒造所スタッフによって開設される試飲ブース。
今回ブースを構えた泡盛酒造所は五十音順に、沖縄県酒造協同組合(那覇市)、神村酒造(うるま市)、多良川(宮古島市)、忠孝酒造(豊見城市)、今帰仁酒造(今帰仁村)、比嘉酒造(読谷村)、瑞穂酒造(那覇市)、山川酒造(本部町)。
会のスタッフである泡盛マイスターが立った菊之露酒造(宮古島市)と、シラユリストと呼ばれる蔵のファン達が有志で請け負った池原酒造(石垣市)も合わせると、全部で10の酒造所ブースが、並んだ。
来客数は151名。スタッフ、関係者を含め188名の参加者で会場は埋まり、フロアを真っ直ぐ歩くのが困難なほどの賑わいに。
酒造ブースが並ぶメイン会場の一角に設置されたステージではライブが行われ、メインフロアを取り巻く各教室(小部屋)にはビュッフェ、書き初め部屋、泡盛マイスター部屋、泡盛検定部屋などが用意された。
この日は節分当日(2025年の節分は2月2日)だったこともあり、宴の山場には豆まき形式のプレゼント抽選会が行われ、会場は大いに盛り上がった。
主催者の一人、酒販店「東京 世田谷 升本屋」の店主・梅田知行さんは「フロアもステージも各教室も一体感があり、良い会でした。今回半数近くの方が初参加だったということで、泡盛を広めていこうという目的においてはいい流れだなと思いました。」と話してくれた。
二次会の会場でインタビューに答えてくれた泡盛マイスターのスタッフは「二次会にまで半分くらいの人が来るという盛り上がり(笑)。皆泡盛が好きなんだなぁと感じる嬉しい会でした」と盛況を喜んだ。
趣向を凝らした泡盛パーティは、来年以降も続けられる予定だ。
(文/岡山進矢東京支部長、写/岡山進矢東京支部長・主催者提供)