第8回琉球泡盛倶楽部定期総会開催(那覇市)

   

泡盛愛好家で組織される琉球泡盛倶楽部(長嶺哲成会長)は、平成28年1月31日、那覇市銘苅の東洋飯店にて第8回定期総会を開催した。2016_1-31_8th_ryukyu-awamori-club_regular-general-meeting_kaijyou2015年度の事業報告及び監査報告が行われ、2016年度の事業計画として、泡盛・古酒に関する勉強会、交流会、講習会を開催することが承認された。具体的には、20~30年古酒のテイスティング会、特徴のある泡盛を飲み比べる会、古酒造りの講習会などを忘年会等も含め、月に1回程度の頻度で開催する。

 

総会後は中華料理をかこみ、泡盛収集家より提供された各種古酒を飲み比べる懇親会が開催された。懇親会では会員の一部が、琉球泡盛倶楽部副会長でもある比嘉奈津美衆議院議員に対し、泡盛を甕や樫樽で古酒にした際につく色に関する規制の緩和を求める一幕も。

2016_1-31_8th_ryukyu-awamori-club_regular-general-meeting_teasting現在、泡盛や焼酎を製造し木樽に貯蔵した場合、出荷する際には色の濃さが一定基準以下(注1)にならなければならないという規制がある。その規制の緩和を求めたものである。

同会は、泡盛に造詣が深い会員が多いのが特徴で、閉宴まで会員同士の泡盛談義が尽きることはなかった。

 

注1

国税庁による酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達により、光電光度計という測定器機をを用いて、430ナノメートル(nm)及び480ナノメートル(nm)の波長を持つ光(紫や青色)の吸光度(光が吸収され弱まる度合い)を測定し、その結果(着色度)がいずれも0.080以下となることが移出の条件とされている。

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