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アーカイブ:1971年 1月
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有意義だった視察 北部酒造組合、鹿児島業界を視察(昭和46年1月10日)
北部酒造組合(組合長:玉那覇 仁栄氏)では、昨年12月3日~9日までの1週間に亘って鹿児島の焼酎業界を視察、この程その報告書をまとめた。一行は玉那覇仁栄(組合長・恩納酒造所)、山川宗秀(山川酒造所)、慶佐次興栄(名護酒造… -
あわもりや物語 その6(昭和46年1月10日)
昭和15~16年(1940~1941年)の“あわもりや”のお正月といっても、ただ忙しいの一語につきた。大晦日まで商売をやり、夜中過ぎに店を閉じて、狭い店内を大掃除、未明ごろにやっと銭場に行って1年のアカを落すのが習慣のよ… -
酒は百楽の長 vol.4 酔ったふりして 文/伊坂義郎(昭和46年1月10日)
酔っぱらいというのは、えてして自分か酔っていることを認めようとしない。その点、気狂(きちが)いよりもなおタチが悪い。というのは、苦から気狂いは雨が降ったら雨やどりをするが、酔っぱらいは平気で濡れて歩いている・・・と言われ… -
酒は百楽の長 vol.3 ブロークン飲酒 文/伊坂義郎(昭和46年1月10日)
横文字ついでに終戦直後の愉快な話を1つ。あれはたしか1950年頃だったと記憶しているが、当時私が住んでいた村の駐在にT・Kという巡査がいた。戦前は馬車引きをしていたという、実に傑作なオッサンで、酒を飲んだときのこの人の自… -
遠来の客 文/琉球新報社 山城義昭(昭和46年1月10日)
我々はよく旅をする。飛行機の中や、船の中、汽車の中で未知の人と知り合う。目的地が同じのとき、話に花が咲き、親しみも一層増す。人間交流の始まりだ。たまたま、それが契機となってお互いの郷里を訪問しあったりする。ある日、私もそ… -
宮里酒造、オールステンで清潔工場ヘ(昭和46年1月10日)
宮里酒造所(所長:宮里武秀、小禄在)では、これまで使用していたカメのモロミタンクをオールステンレースにきりかえた。これは去る10月に丸高ステンレース工場が請負い完成させたもので、2,400L入13本が並んだ同工場内は、こ… -
【糸洲主税局長挨拶】1971年にのぞむ企業者間の相互信頼を(昭和46年1月10日)
新年おめでとうございます。昭和46年(1971年)の年頭にあたり、皆様方の御健康と御隆盛を祈念するとともに、1972年復帰に向け、酒類産業の順調な進展と繁栄がもたらされるよう希ってやみません。本県の酒類産業は、戦後の廃虚… -
本土並みに拡大か~現行、近促法等~ 通産局
通産局は、2月の立法院定例議会に中小企業近代化促進法、協同組合法、中小企業資金融通法の一部改正案を立法勧告する予定で、局内調整を進めている。本土企業と適正競争力養うため中小企業近代化促進法の一部改正の骨子は、中小企業の定… -
新年の御挨拶~瑞泉は月間販売数量1,000石を突破しました~(昭和46年1月10日)
月間販売数量1,000石を突破しました。沖縄を代表する銘酒“瑞泉”。昨年中は瑞泉を御愛飲下さいましでありがとうございました。今年も沖縄が世界に誇る銘酒“瑞泉”をどうぞよろしく。琉球泡盛は今から約500年の昔、貿易によって… -
【業界展望】復帰対策は系列化で~泡盛・洋酒・乳業~(昭和46年1月10日)
1971年は市場争奪戦、宣伝・販売も一体化1970年は沖縄の醸造、飲料水業界にとって大きな“転換期”をみせた年だったといえる。代表的なものではまず、洋酒業界のニッカ、サントリーについで三楽オーシャンが地元の洋酒メーカーで…