第6回古酒のやまかわ会~うまし泡盛にほろ酔いの楽しい時間を過ごす~

   

2月18日、浦添市屋富祖の「海鮮居酒屋月路」の地下1階パーティールームにおいて、山川酒造のファン主催の「古酒のやまかわ会」が開催された。今回も社長自ら4種類のウェルカム泡盛を、会場に集まった参加全員に説明つきでふるまってくれた。

照れながらもあいさつをする山川宗克社長

照れながらもあいさつをする山川宗克社長

4種類の中で人気のあったのがこれから商品化するという2007年蒸留のカメ貯蔵10年古酒。小さなグラスでそのまま飲んだのだが、43度とは思えないまろやかな味わいで、口の中に古酒特有の甘い馥郁とした香りがふわっと広がり、喉を落ちるときの香りの余韻の中に微かに甕の香りが感じられ、胸いっぱいにじんわりとアルコールが広がる心地よさがあった。他にも「あけもどろの花3年古酒25度」、「珊瑚礁5年古酒35度」、「珊瑚礁10年古酒30度」が準備され参加者それぞれ試飲を楽しんだ。

会は古酒のやまかわ会副会長の又吉茂氏の開会宣言に始まり、金城幸盛会長は「皆さんこんばんは、そして2016年最初のやまかわ会なので、新たな年のスタートあけましておめでとうございます。今日は山川酒造の美味しい泡盛を堪能して、お越しのみなさまの交流の場として楽しんでください。日銀もマイナス金利となり、定期預金の金利も下がってきています。みなさん厳しい時を迎えていると思いますが、どうぞ、懐にあるお金を泡盛に代えて5年後、10年後にはクースとなることを夢見て泡盛を楽しんでいただければと思います。限りある時間の中ですが有意義にお過ごしください」とあいさつした。

乾杯のあいさつをする皆出席のメンバーの嘉数さん(左)と太田さん(右)

乾杯のあいさつをする皆出席のメンバーの嘉数さん(左)と太田さん(右)

続いて山川酒造の山川宗克社長があいさつ。「ハイサイ、チューウガナビラ。イイソーグヮチデービタン。古酒のやまかわ会も2年目に入り、新しいメンバーも参加していただきありがとうございます。現在、会のメンバーが200名ほどになったと聞き、金城会長を始めメンバーのみなさまが多くの人に声をかけてくれたおかげだと思っています。ありがとうございます。今日は現在、ラベル製作中で発売前の2007年の甕貯蔵の古酒と、7年前に販売した3年古酒、トータルすると10年古酒になった「あけもどろの花」をお持ちしました。25度なので飲みやすくて古酒の味わい深さも感じられます。他にも5年35度と10年度もお持ちしました。一本づつ持ってきており、まだ残っていますので飲み比べて堪能してください。本日のやまかわ会もよろしくお願いします」と語った。

乾杯の音頭は第一回目のやまかわ会から参加し、皆勤賞のムッシュ嘉数明静氏と太田浩一氏が行なった。嘉数氏は「いつ飲んでも変わらない美味しさの山川のお酒が好きです」といい、太田氏は「スコッチに負けない世界に冠たるお酒となりうる泡盛にカンパイ」とあいさつした。

各テーブルの上には一般酒の「さんご礁」と「さくらいちばん」が置かれ、カウンターには泡盛によく合う、スク豆腐や刺身、巻物、いか焼き、ナスの味噌に、月路特製ピザなどいくつもの料理が並び、肴を摘みつつ初めて会う人や顔見知りの会員たちと時間の限りユンタク(おしゃべり)をしているうちに、アッという間に楽しい時間が過ぎていったのであった。

女性メンバーも加わり和やかに会はすすむ

女性メンバーも加わり和やかに会はすすむ

(嘉手川 学)

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