令和5年8月10日(土)より東武百貨店池袋店(東京都)で「沖縄展」が開幕した(主催:沖縄県、沖縄県物産公社/協力:沖縄県酒造組合)。
本年5月に開催された「サンシャインシティ沖縄めんそーれフェスタ」同様、久しぶりの飲食解禁の物産展。「島の恵み」と称された沖縄物産がズラリと揃う中、9蔵の泡盛メーカーとラム酒メーカーがブースを構えた。(石川酒造場はもろみ酢販売での出店)
沖縄が超大型の台風6号に見舞われた直後の催事。荷物の搬送や人の移動に苦労したメーカー・店舗が多かった中で迎えた初日ではあるが、10時の開店と同時に多くの客が訪れ、賑やかな開幕となり関係者は安堵した。東武百貨店池袋店で「沖縄展」は、15日(火)まで。
泡盛ブースの今回の目玉は。催事初出展の池原酒造(石垣市)。メイン銘柄である緑ラベルの白百合30度や赤馬の姿はなく、粗濾過紅型ボトル、イヌイ菌仕込など「攻め」の銘柄を並べた。
久米仙酒造(那覇市)は、目下売り出し中であるライスウイスキーと、主軸商品である泡盛の両輪を揃えて出展。
「今回は新デザインの暖流のお披露目。」とは、神村酒造(うるま市)中里社長のお言葉。加えて新商品のおきなわ県産米泡盛をぜひ飲んでみて欲しいとのこと。
幅広いラインナップでお馴染みの瑞穂酒造(那覇市)。レギュラー商品に加え、発売されたばかりのラム酒 THE OKINAWA ILANDS RUMもお目見え。
沖縄展常連の多良川(宮古島市)。今回のオススメは、一昨年テレビ番組で紹介されたことから火が点き品薄状態が続いていたVB16が再登場。
これまでわしたショップ限定で販売されていた人気商品、南風3年古酒粗濾過が沖縄県酒造協同組合(那覇市)のブースに登場。
比嘉酒造(読谷村)の物産展での顔は、なんと言っても残波一九九九。今回は、新ブランドであるHIGHEND COLLECTIONも棚を飾る。
グレイス・ラム(南大東村)は代表銘柄COR CORと共に、サンシャシンシティに続いての池袋出展。金城社長自ら、丁寧に接客。
泡盛倉庫(那覇市)は、カウンター席の半数以上を予約制に。WEBでの受付開始から数時間で、100件を超える申し込みがあった。
(文・写/岡山進矢東京支部長)