過去の記事一覧
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つい2、3日前、ある泡盛製造工場を訪ねたら折りよく社長が居てしばしの雑談と相成った。その中で非常に『痛快』な話を聞いた。最近、宮崎、鹿児島への泡盛の出荷が増えてきているというのだ。宮崎、鹿児島といえば麦と芋焼酎の本家本元…
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「…いま私が知り得たことは、小さい島の歴史でも、汲めども、汲めども尽きぬ深さをたたえているということである。見方を変えるなら、島の自然と人情に育まれた文化、土着の思想の美しさということになろうか。それらのことは、語れば語…
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「節酒会規約」なる珍しい文書を見つけた。持ち主は那覇市樋川で辯護士(弁護士)を営む島田良安さん。島田さんは旧久志村大川(現名護市)の出身で母方の実家に保存されていたもの。第1条から第13条まであって「大正8年2月1日ヨリ…
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今、琉球泡盛が確実にその売り上げ数量を伸ばしつつある。小紙創刊当時の三四年前の年間総移出数量は6300kl(3万5000石)を上下していたのであるから約四倍の伸び率である。即ち34年後の平成12年の総移出数量は21976…
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近頃、家で独酌を楽しむ時に思い出す人々がいる。遠い昔日のことであるが、この方々の口から直接拝ちょうしたお言葉は忘れることができない。「仲村君、旧盆に仏壇にお供えしたバナナあれねー、ミキサーにかけて泡盛と混ぜるとうまいクー…
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前号(2001年8月号)でクースづくりの絶対条件は壺の厳選であると説いた。そして昔の沖縄での壺の多用途についても述べた。だから外来の年代ものの壺ほどその道の専門家や泡盛メーカーに鑑定させたほうが無難である。同時に近作の壺…
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クースづくりの第1番目の絶対条件は壷の厳選である。これを誤ると不味いクースに出来上がってしまう。年代を重ねていくうちに容器臭(現在は容器香という)が出てきて、現代の嗜好にマッチしない味になる。いうところのカーミカジャー(…
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去る4月のユカルヒ(吉日)に自宅床下に貯蔵してあるクースガーミ(古酒甕)たちを庭先に並べて周囲をキレイに拭いて『日光浴』をさせた。実に久しぶりであった。ついでにクースにうるさい酒友5人を招いて一緒に味見をしたのであるが、…
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長谷川英一郎という東北福島のご出身で、元衆議院の沖縄及び北方問題に関する特別委員会の責任者だった人から、去る4月14日にご丁重なお便りと『玉稿』が届いた。久しぶりである。この人、現役時代は衆議院の『泡盛男』といわれた方で…
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山原島酒之会なるグループをご存知であろうか。1998年9月に発足しているこの面々、只者ではない。メインスローガンに曰く「山原のすべての家庭の床の間にクースガーミを」ときた。メンバーは名護市立中央図書館の島袋正瓶(いや失礼…
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2022-8-6
今から20年以上も前の話。600年の歴史を誇る琉球泡盛に興味を持ち、観光客気分で泡盛蔵を巡り始めると…
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泡盛検定協会(会長:古賀桃子/事務局:泡盛新聞)は、令和4年5月8日(日)より、泡盛検定3級合格に向…
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泡盛新聞は、令和2年3月20日(金)、創刊50周年記念事業の一環として、台湾と沖縄を股にかけ活躍する…
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沖縄には「もあい」という制度があります。
簡単に言ってしまえば、定期的に開催される飲み会のことです…
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令和元年8月24日(土)、名護市真喜屋の水田にて、地元農家の指導の元、泡盛業界関係者が泡盛原料用長粒…
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平成30年10月30日(火)、久米島の久米仙(久米島町、島袋正也社長)、瑞泉酒造(那覇市、佐久本学社…
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