過去の記事一覧
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前号でこの号では菊之露酒造と下地潔前社長(故人)について書きます、と予告したが、次号で触れることにしたい。今、わが琉球泡盛がすこぶる好調に推移しつつある現況について書くことにする。特に県外での伸びが大きく目を引く。平成1…
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去る6月1日、久しぶりに宮古島へ取材に出かけた。夕方の西里通りの商店街を通り、懐かしい思い出にふけりながら裁判所前の通りに出て、ふと足を止めた。左側の道路ぞいにある小さな居酒屋のメニューにこうあるのを見たからである。「泡…
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【2004年5月号のつづき】「山原島酒之会」発行の島酒通信第17号掲載の記事よりの引用である。見出しは“泡盛は元気だー”となっている。「・・・ところで昨年の12月、銀行から300万円の定期預金満期の通知が届いた。その預金…
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「山原(やんばる)島酒之会」なるグループがある。名護市を中心に北部全域に会員が居るが、このグループ実に壮大な理念に燃えていて、北部の全家庭の床の間に一斗壺に43度の泡盛を詰めてクース(長期間貯蔵熟成泡盛酒)づくりをしよう…
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私が生まれ育った本部町字具志堅では、水瓶(甕)のことををパンルーヤーという。パンルーヤーといえば水がめ小屋のことで、殆んどの農家の台所のすぐ横にあった。なにやら中国語みたいな響きのある言葉だがその出所は私は知らない。電気…
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【2004年月2月号の続き】瑞穂酒造株式会社の二万石貯蔵施設「天龍蔵」の落成記念式典と祝賀会は昭和46年4月10日、同工場内で盛大に挙行された。不思議な事に約2,500人の招待客の中に泡盛メーカーはたったの4場だけであっ…
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敗戦後の泡盛創業者の中で、企業として本格的に設備投資をしてクースづくりに取り組んだのは玉那覇有義さん(瑞穂酒造株式会社の先々代社長・故人)である。着手したのが昭和34年(小紙第45号)となっているから今から44年も前のこ…
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球大学農芸化学科の教授だった宮里興信先生(故人)は琉球泡盛の製造技術に多大な貢献をされた方であった。一方で琉球王府時代の紅こうじ研究にも情熱を注いでいたが、志半ばでこの世を去ってしまった。実に心おだやかなクリスチャンで静…
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与論献奉なる酒席での儀式をご存じであろうか。「第一条」与論献奉は与論固有の献奉で、与論島の象徴(誠の心)である。「第二条」与論献奉は金町民の真心を主賓に献上してから関係者全員に施行する。「第三条」与論献奉は適物適量を厳に…
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過日、日本の名陶工、島武巳さんと泡盛居酒屋「うりずん」で酌み交わしながら取材したクースづくりのカーミ(壺)について今回は話してみたい。以下はこの人の何十年間にわたり体験してきでのカーミに対する持論である。&n…
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2022-8-6
今から20年以上も前の話。600年の歴史を誇る琉球泡盛に興味を持ち、観光客気分で泡盛蔵を巡り始めると…
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泡盛検定協会(会長:古賀桃子/事務局:泡盛新聞)は、令和4年5月8日(日)より、泡盛検定3級合格に向…
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泡盛新聞は、令和2年3月20日(金)、創刊50周年記念事業の一環として、台湾と沖縄を股にかけ活躍する…
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沖縄には「もあい」という制度があります。
簡単に言ってしまえば、定期的に開催される飲み会のことです…
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令和元年8月24日(土)、名護市真喜屋の水田にて、地元農家の指導の元、泡盛業界関係者が泡盛原料用長粒…
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平成30年10月30日(火)、久米島の久米仙(久米島町、島袋正也社長)、瑞泉酒造(那覇市、佐久本学社…
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