第4代沖縄県泡盛同好会会長、呉屋秀信氏死去
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[公開・発行日] 2017/07/06
[ 最終更新日 ] 2017/07/12 - 飲む
1986年から2006年まで20年間、沖縄県泡盛同好会の第4代会長を務めた呉屋秀信(ごや・ひでのぶ)氏が4日午後豊見城市内の病院で死去した。享年89歳。
沖縄県がウイスキーなどの洋酒全盛だった時代においても、常に泡盛を手にし、琉球王朝時代からの歴史を持つ伝統の酒を尊んでいた呉屋氏。弊紙創刊編集長故仲村征幸のよき理解者でもあった。
1928年西原町生まれ。終戦後、農機具を造る鍛冶屋からスタートし、一代で連結売上が1000億円を超える金秀グループに育てた。沖縄経済界の重鎮として大きな影響力を持つに至った呉屋氏が、琉球泡盛を心から愛する姿を県内外にアピールすることが、泡盛の普及、発展に大きく貢献したと業界関係者は口々に語る。2009年には、泡盛業界の発展に貢献、尽力した人物に与えられる「琉球泡盛賞」を受賞した。
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