第11回 逗子沖縄まつり開催!(逗子沖縄まつり実行委員会)(文・写/岡山進矢東京支部長)

  • [公開・発行日] 2025/09/22
   

令和7年9月20日(土)、神奈川県逗子市の亀岡八幡宮境内で「第11回 逗子沖縄まつり」が開催された。(主催:逗子沖縄まつり実行委員会、共催:逗子葉山沖縄県人会)

前日の19日(金)には前夜祭が行われ、本祭となるこの日と併せ地元住民や遠方から訪れた泡盛ファンなどで賑わいをみせた。

+写真逗子_会場

逗子沖縄まつりは、平成26年に同神社の境内で始まったのが原点。コロナ禍を受けオンライン上や会場を移して開催した年もあったが、再び“本拠地”である亀岡八幡宮に戻り、地域の恒例行事として定着している。

長らく続いた猛暑日・真夏日が一旦落ち着き、過ごしやすい「秋まつり日和」だったこの日、途中小雨が降るも全体的には天候に恵まれ、会場の熱気が青空へと立ち上った。

境内には地元の居酒屋や沖縄料理店などによる飲食ブースやキッチンカーが並び、来場者の舌と胃袋を満たした。

中央に設置されたステージではミュージシャンのライブ、創作エイサー、地元女子大の沖縄舞踊愛好会の演舞など多彩なプログラムが披露された。司会は沖縄出身芸人のナインボールが務めた。

+写真逗子_ステージ

もちろんこのまつりの名物は泡盛ブース。
沖縄の32酒造と1問屋から協賛を受けた泡盛、沖縄産のラム、リキュールなどがズラリと並び、ロック、水割り、ソーダ割りなどの飲み方で自由に楽しめる。

1杯500円から注文可能で、3枚綴りのお得チケットや貴重な古酒が味わえる特別チケットも用意された。

なお、古酒テーブルには高江洲酒販(宜野湾市)の協賛で30年超の銘酒も並び、来場者の注目を集めた。

各泡盛ブースでは近隣都県の泡盛マイスターがボランティアスタッフとして参加し、キビキビと働く姿も。
また、瑞穂酒造在京営業の本田賢一郎さんや、沖縄からは山川酒造の山川宗邦社長、神村酒造の中里迅志社長も駆けつけた。

丁寧に泡盛の案内をする神村酒造中里迅志社長

丁寧に泡盛の案内をする神村酒造中里迅志社長

まつりの実行委員で泡盛ブースのリーダーを務める小杉宗谷さんは「まず泡盛に触れてもらい、飲み比べてもらい、泡盛の美味しさを肌で感じてもらう場。そこに泡盛マイスターたちが一役買っている」と語る。
実際、このまつりで初めて泡盛を口にし、毎年通うファンになった来場者も少なくないという。

ボランティア参加した泡盛マイスターの男性は「初めての方におすすめした銘柄を気に入ってもらい『これどこで買えますか?』と聞かれることもありました」と教えてくれた。

まつり実行委員の小杉さん

まつり実行委員の小杉さん

実行委員であり、会場近くで沖縄料理店「くくるやー」を営む田中佳織さんは「神社の境内でやっているというのが大切。地元密着の小さなお祭りながら、沖縄としっかり繋がっている。特に泡盛の充実度は全国一だと思います」と胸を張る。

沖縄と神奈川・逗子。この地に根づいたおまつりは、泡盛を介して多くの絆を育んでいる。

+写真逗子_泡盛ブース

+写真逗子_マイスター(文・写真/岡山進矢東京支部長)

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