県内外の酒類卸やメーカーが一堂に集結
沖縄県内最大手の総合酒類問屋・南島酒販株式会社(西原町・出口尚社長)は9月28日(水)、ロワジールホテル那覇3階天妃の間において、「第8回総合種類展示会」を開催した。今回は県内外から酒造メーカーや酒類販売会社など69社が参集。レストランやバー、居酒屋といった飲食業者をはじめ、県内外から酒販小売店やスーパー、量販店などの酒類販売担当者が展示会を訪れた。会場内には泡盛や焼酎、日本酒、国産や外国産ウィスキーやワイン、ビール、ウォッカやラム、リキュールなど多彩な酒類が並び、各ブースでは試飲も行われた。県内からは泡盛やビール、ラムやリキュール、果実ワインなど昨年よりも多い31社が出展した。
これまでに何度か出展しているという泡盛酒造メーカーの営業担当者は「出展して試飲してもらうことで、銘柄は知っていても味わからなかったというお客様が気に入ってくれて、それからウチの酒を仕入れてくれている飲食店もいくつかありますよ」という。
展示会担当者の南島酒販専務取締役大岩健太郎氏によれば、「当初、県内の飲食店や酒類販売事業者に県外の酒類を紹介していたのですが、県内に泡盛はもちろん、ワインやラムなどいろいろなお酒を作っている
メーカーがあり、小さくてなかなか自分たちで営業ができないことから、お手伝いできないかと第3回目から、県内のメーカーも出店するようになり、だんだん出展するメーカーも増えていき、沖縄の人が知らなかった県内のメーカーも知られるようになったと思います。また、今回は県外の酒類販売業者や量販店の担当者も来ていますので、県内のメーカーと本土の橋渡しになると思います」と語った。
会場内には各種酒類を使った無料のカクテルコーナー設けられ、おすすめのお酒を使ったカクテルやハイボールなどが楽しめ、各ブースを回って両手いっぱいに酒類を持ったバーテンダーや飲食店オーナーなどが気になるお酒のカクテルを注文していた。
(嘉手川学)