古酒時代到来~間に合わぬ壺~(昭和47年7月10日)
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[公開・発行日] 1972/07/10
[ 最終更新日 ] 2016/06/25 - 読む
復帰後特に琉球泡盛の壺ものの人気がよく、各業者とも壺屋焼では間に合わない状態にある。
その到来を予想していた某泡盛業界ではすでに自社開発による壺づくりに本腰を入れ、今急ピッチで精算を急いでいるが、あの流麗な素焼き壺がふんだんに出廻るのも間近だと云えそうだ。
琉球泡盛は本来が素焼きの壺容器に育まれてこそ、その真価を発揮してきたものであるが、戦後27年を経てようやく経済の高度成長による嗜好の高級化に伴い、消費者も単純なガラス容器入から貯蔵された純度の高い泡盛を入れた素焼きを好む傾向にあるとみるべきであろう。
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