輸入砕米三ツ巴戦(昭和46年10月20日)
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[公開・発行日] 1971/10/20
[ 最終更新日 ] 2016/05/08 - 読む
農林局の1972年度の米の輸入計画によると、輸入総量が17万4,500トンとなっているが、その輸入内訳をみると、食糧米9万トン(内、本土産米1万8,500トン)、工業用原料米1万4,600トン(内、泡盛原料用1万2,000トン、味噌原料用600トン、ビール原料用1,200トン、菓子原料用800トン、飼料米2万6,000トン各以内)となっているが、酒造用指示数量の1万2,000トンの内、すでに輸入申請数量は1,203トン(3トンは古米で泡盛の試験蒸溜用として使用されている)となっている。
各社別にみると、
【第一食糧】
6月 8日:ビルマ(現ミャンマー)砕米B1B2を500トン(トン当たり単価67ドル)
8月 2日:タイ砕米C1を200トン(トン当たり64ドル36セント)
8月11日:タイ砕米C1を100トン(トン当たり単価62ドル)
9月27日:タイ砕米C1を200トン(トン当たり67ドル)
【琉酒連】
8月18日:タイ砕米A1を500トン(トン当たり単価63ドル)
9月13日:本土砕米(破砕米用)を3トン(トン当たり単価196ドル38セント)
【沖縄食糧】
8月24日:タイ砕米C1を900トン(トン当たり単価62ドル)
となっているが、今年度から新しく第一食糧が泡盛用の輸入砕米を取扱うようになり、原料米の窓口は三ツ巴戦を演じている。
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