【基礎知識】泡盛とは?

  • [公開・発行日] 2019/01/22
    [ 最終更新日 ] 2019/01/29
   

米から造られる、日本最古の蒸留酒にして、世界屈指のホワイトリカーです。長期熟成より芳醇な香りとまろやかさを増す特長を持ち、正しく育った泡盛はクース(古酒)と呼ばれます。

沖縄の気候風土の恩恵を受け、先人の知恵が詰まった泡盛は、沖縄の人々にとってかけがえのない宝物であり、また、クースは、その熟成に長い平穏が必要なため平和の象徴でもあります。

規格としての泡盛

日本において、泡盛と表示し製造、販売を行うためには、法令及び業界規約により、次の条件を満たす必要があります。

泡盛写真

端的に言えば
〇アルコール度数が1度以上45度以下。
〇単式蒸留機と呼ばれる蒸留装置で蒸留すること。
〇黒麹菌を使用すること。
〇米と水のみを原料とすること。
〇仕込み(米の投入)は1回だけ(全麹仕込み)。
〇色を濃くしすぎないこと。

専門的に言えば
〇アルコール分が1度以上45度以下であること。(酒税法第2条、同法第3条)
〇単式蒸留しようちゆうのうち、黒こうじ菌(白色変異株を除く。)を使用した米こうじと水を原料として発酵した一次もろみを単式蒸留機をもって蒸留したもの。(公正競争規約第2条)
〇木製の容器に貯蔵した場合、430ナノメートル(nm)及び480ナノメートル(nm)の吸光度をそれぞれ測定し、その着色度がいずれも0.080以下となること。(酒税法第50条及び関連通達)

となっています。

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