泡盛原酒を“白酒”として中国市場へ!新プロジェクト誕生!(瑞穂酒造/ビンコウHD株式会社/南島酒販)

  • [公開・発行日] 2018/05/17
   

平成30年5月15日(火)、瑞穂酒造株式会社(玉那覇美佐子社長)とビンコウHD株式会社(方徳輝社長)、南島酒販株式会社(大岩健太郎社長)の3社は、那覇市内にて泡盛原酒を中国へ輸出する新たなプロジェクトを発表した。
2018_05-15_project-to-ship-awamori-to-the-chinese-market01瑞穂酒造が泡盛原酒を製造し、ビンコウHDが中国への輸出・販売を担当、南島酒販が県内の中国人観光客へ売り込む。

2018_05-15_project-to-ship-awamori-to-the-chinese-market02ビンコウHDの中原英越専務は、中国でのアルコール飲料市場の約65%が泡盛原酒に似た蒸留酒「白酒」であり、その中国国内の生産量は増加トレンドにあり今後も続く。そのような中で、泡盛原酒をハイエンド(販売価格が1万円以上)の白酒としてブランディングすることで、中国市場に受け入れられる可能性が高いと説明した。

過去に、琉球泡盛を中国に輸出するプロジェクトは民間貿易会社を中心に何度か行われているが、通関上の問題や流通の問題等により、中国市場の大きさに比して十分な成果を上げていない。

それら現状について、中原専務は、中国において「泡盛」という名称そのままで流通させたことが、輸出量が伸びない原因の一つであると解説。中国では「泡盛」という漢字表記では、アルコール飲料であることすら消費者が認識できないと問題点を指摘した。

また、ビンコウHDは、過去に酒類の中国への輸出経験もあり、貿易業者として現地での流通ネットワークもすでに有しているため、通関及び流通に関する問題も解決できると自信を見せた。

2018_05-15_project-to-ship-awamori-to-the-chinese-market03琉球王朝時代、中国からの使節団を王府が泡盛を用いて歓待した歴史的背景や、喜瓶(ゆしびん)やカラカラなどの豊富な酒器類も中国市場に切り込むための強力なアドバンテージになるという。

製品イメージは、中国のハイエンド白酒のアルコール度数が50度を超えることから、陶器に詰められた、瑞穂酒造の泡盛原酒(53度)を基本に調整する。

中原専務は、現在、沖縄県酒造組合を含む関係団体が目標としている「2022年に100キロリットル」という泡盛の輸出数量は、中国市場だけでも十分達成できるとその市場の大きさを強調した。

本プロジェクトは、アイスランドでの琉球泡盛のマーケティングを行う「ハードリカープロジェクトと共に、内閣府の平成30年度沖縄酒類製造業自立経営促進事業に内定している。

左から、ビンコウHD株式会社/中原英越専務、南島酒販株式会社/大岩健太郎社長、瑞穂酒造株式会社/玉那覇美佐子社長

左から、ビンコウHD株式会社/中原英越専務、南島酒販株式会社/大岩健太郎社長、瑞穂酒造株式会社/玉那覇美佐子社長

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