琉球泡盛ハードリカープロジェクト始動!(久米島の久米仙・忠孝酒造・瑞泉酒造)

  • [公開・発行日] 2017/09/04
    [ 最終更新日 ] 2017/09/11
   

平成29年9月1日(金)、内閣府沖縄総合事務局10階会議室において、「琉球泡盛ブランド構築(ハードリカープロジェクト)に関する連携協定締結式が開かれた。

※左から、佐久本学社長、島袋正也社長、大城勤社長、慶松大海社長

左から、佐久本学社長、島袋正也社長、大城勤社長、慶松大海社長

県内の泡盛出荷量が2004年をピークに減少する中、これまでとは異なる発想、手法として、ハードリカーが好まれる欧米市場において、現地消費者のニーズに沿った商品開発を行い、琉球泡盛のハードリカーカテゴリーでのブランド構築と市場獲得を連携して目指す。沖縄総合事務局経済産業部による「沖縄ハブクラスター事業」の一環。

締結式では、海外展開の意向を持つ株式会社久米島の久米仙(久米島町、島袋正也社長)、忠孝酒造株式会社(豊見城市、大城勤社長)、瑞泉酒造株式会社(那覇市、佐久本学社長)の3酒造所と、株式会社Blueship沖縄(那覇市、慶松大海社長)がそれぞれ協定書に署名した。

本協定締結に向け、今年1月には、ニューヨーク、ヒューストン、パリ、アイスランドから専門家を招聘し、琉球泡盛ブランディングチームを結成。3蔵元を始め、沖縄県内各地を視察した。先入観にとらわれない、新たな琉球泡盛像を立ち上げるのが狙いだ。

2017_09-01_ryukyu-awamori-hard-riker-project-started02具体的には、アルコール飲料輸入の際の容量規制が比較的少なく、泡盛に対する先入観が少ないと想定されるアイスランドにおいて、琉球泡盛の輸出及びテストマーケティング等を行う。アイスランドは、人口わずか33万人ながら、近年の観光収入が急増している特徴を持つ。本年11月の中旬には、現地関係者との意見交換や現地でのテストマーケティング等を行う「アイスランドミッション」を、連携4社及び泡盛海外展開支援連絡会議メンバーで実施する予定。

Blueship沖縄の慶松社長は、「マーケットインの視点で、新たなブランディングを行い、欧米のハードリカー市場に挑戦したい。目標としては、平成39年に泡盛全出荷量のうちの15パーセント(現在の県外出荷量)程度を輸出し、海外での売り上げを100億円規模にする」

2017_09-01_ryukyu-awamori-hard-riker-project-started03久米島の久米仙の島袋社長は、「琉球王朝の時代から、世界を相手に交易を続けてきた琉球民族の精神は私たちにも受け継がれている。沖縄の文化、歴史を伝えながら、現地に受け入れられる形で泡盛を世界に普及させたい」

忠孝酒造の大城社長は「アワモリを、世界中で嗜まれているジンやウォッカ、テキーラと肩を並べるハードリカーに育てたい」

瑞泉酒造の佐久本社長は「寒いアイスランドの地に、暖かい沖縄の宝である琉球泡盛を根付かせたい」とそれぞれ意気込みを語った。

以下、沖縄総合事務局(経済産業部)プレスリリース(平成29年8月30日)より抜粋

 

琉球泡盛ブランド構築(ハードリカープロジェクト)に関する連携協定について

1.経緯

平成17年以降11年連続で出荷量が減り続ける泡盛業界に新たな活路を見いだすため、海外展開の意向を持つ忠孝酒造株式会社、瑞泉酒造株式会社、株式会社久米島の久米仙の 3 社は、株式会社 Blueship 沖縄と連携し、欧米における泡盛ブランド構築に取り組んで来たところ。

平成28年に海外ブランディングチームを沖縄へ招聘し、琉球泡盛のテイスティング、製造工程の確認を実施。泡盛にまつわる味、機能、歴史背景といったストーリーが高く評価された。ブランディングチームと協働し、現地の市場ニーズに合わせた商品開発・ブランディングを推進することとし、今後の欧米展開に向け連携協定締結に向けた検討が進められた。

2.目標

・欧米圏においてハードリカーカテゴリーでの琉球泡盛のブランド構築をする。
・平成39年の海外出荷量を全出荷量の 15%(県外出荷量並み)を目標とする。
・将来的には、海外での琉球泡盛の市場を 100 億円規模まで拡大を目指す。

3.連携内容

4社は琉球泡盛ブランドにおける以下の事項について連携する。
(1)琉球泡盛ブランド構築(ハードリカープロジェクト)に関すること。
(2)海外市場への販路開拓に関すること。

4.今年度実施予定

平成 29 年 11 月にアイスランドミッションを予定。アイスランド輸出に向けた市場確認、テストマーケティング、現地関係者との意見交換を実施。

 

泡盛の海外展開支援に係るアイスランドミッションについて

1.趣旨及び目的

(1) 沖縄総合事務局経済産業部では、海外展開を行う企業を支援する産学官金ネットワーク「沖縄国際ハブクラスター」を構築し、企業間連携による研究会や広域ビジネスマッチング等の活動を通じて、市場開拓や事業化に向けた取組を推進している。

(2) 現在、忠孝酒造(株)、瑞泉酒造(株)、(株)久米島の久米仙、(株)Blueship沖縄(以下「泡盛海外展開チーム」という)による泡盛の海外展開への取り組みについて、沖縄国税事務所や沖縄県等関係機関をメンバーとした「泡盛海外展開支援連絡会議」(以下「支援連絡会議」という)を設置し、支援のあり方や可能性について議論をすすめ、総合的な支援を行っている。

(3) 県内の泡盛出荷量が2004年をピークに減少する中、泡盛海外展開チームは、国内・アジア市場での需要拡大に取り組みつつも、これまでと異なった視点から、ハードリカーが好まれる欧米において、現地消費者のニーズに沿った商品開発を行い、琉球泡盛のハードリカーカテゴリーでのブランド構築、販路拡大を目指しており、平成29年度は欧米圏の中でもハードリカーの受け入れ易い環境にあるアイスランドにおいて、泡盛の輸出及びテストマーケティング等を実施することとなっている。

(4) このような海外展開は民間事業者だけでは困難なことが予想されるため、国の機関である沖縄総合事務局が主体となってアイスランドミッション団を結成し、アイスランドの酒類管理当局や市場関係者との交渉をより円滑に進め泡盛海外展開チームの取り組みを強力に支援していく。

(5) アイスランドミッション団の結成にあたっては、泡盛海外展開チームは元より、支援連絡会議メンバーに対して参加をお願いし、アイスランド現地に対して沖縄における支援体制を示すとともに本取組に対する理解を求める。また、在アイスランド日本大使館等においては琉球泡盛の PR の支援を要請する。

2.実施概要

○アイスランドの酒類管理当局等関係機関、現地ディストリビューター、現地プロデューサー等との現地の商習慣、流通経路等の商流に係る意見交換
○現地飲食店等におけるテストマーケティングの実施、琉球泡盛のブランド確立のための課題抽出及び整理
○アイスランド政府機関、在アイスランド日本大使館への琉球泡盛に係る PR の支援要請

3.実施日程

平成29年11月中旬(予定)

4.参加対象

泡盛海外展開チーム、支援連絡会議メンバー等

5.訪問先

アイスランド政府関係者、
在アイスランド日本大使館、
アイスランド酒類販売業界等
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