バスに揺れて揺られて糸満まさひろ酒造蔵祭り(まさひろ酒造/文・嘉手川学)

   

――強いお酒が好きな人の反応はどうなんですか。
「そういう方は、年齢に関係なく度数の一番強いのをちょうだい、って(笑)。強いお酒が好きな方は、味や香りのこだわるので水で割った時に逆に嫌がったりもします」

――1年間でどんな出会いがありましたか。
「いっぱいありました。女王は一人で県外へ行くこともあるので。一番遠いところは冬の北海道の千歳でした。周りは雪だらけでとても寒かったですが、そこにも泡盛ファンがいたことは嬉しかったです」

――1番南はどこですか。
「そうですね。糸満市です(笑)。そうです、まさひろ酒造のイベントです(笑)。今回、女王は誰も国外はもちろん、残念ながら離島へも行ってないんです」

――海外の人には会いましたか
「沖縄にいらっしゃった外国人観光客に泡盛を紹介しました。台湾や中国など、アジア系の方が多かったんですが、言葉は全部英語でした。みなさん泡盛が美味しいって喜んでくれました」

――1年間、ほんとにご苦労様でした。今後の仕事とか予定は決まっているんですか
「こちらこそ、お世話になりました。仕事はフリーランスでラジオや司会業をしているので、今度はイベントなど違う形でお会いできればと思います。ほんとにありがとうございました」

泡盛を飲みながらインタビューしていたので、ところどころロレツが回っていなかったけど、阿波根さんは終始笑顔で(酔っぱらい相手になれているだけあって)質問に答えてくれた。ボクは泡盛の女王のご苦労を知ってるので心の底から「お疲れ様」と思った。
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インタビューが終わり、仕事モードからプライベートに切り替わるとつまみが美味しくステージも楽しく、何度もAWAHURIグラスで泡盛のおかわりをしていたら、いつの間にか目の前に我社の強面主宰とWEB責任者でハンドルキーパーのビッグ比嘉ちゃんがいた。それでもさらに泡盛イベントに必ず顔を会わせる泡盛ファンのメンバーと乾杯を繰り返していたら記憶があやふやになり、同行した息子もボク以上にハイになっていた。父親としてこれはマズい思ったボクは、まだ明るいうちにビッグ比嘉ちゃんに国道沿いのバス停まで送ってもらい、息子と二人で那覇行きのバスの揺れて揺られて帰途についたのであった。(終わり)
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