2016離島フェアで泡盛島巡り<後編>(文/嘉手川学)

   

島に渡らず島の酒を試飲で堪能する

久米島から与那国島へ渡った(といってもほんの数歩移動しただけだけど)ボクは、入波平酒造のブースへたどり着いた。入波平酒造といえばアルコール度数65度の花酒「舞冨名(まいふな)」で知られている。まずは島内と離島フェア限定販売だという「三代目特選蔵出し 五年古酒 ゆのん 600ml 30度」。花酒をベースに仕上げており、甘くまろやかな豊かな風味で30度とは思えないさっぱりとした軽い飲み口。5年古酒と銘打っているけど瓶詰めして出荷するまでさらに3年ほど寝かしており、実質8年古酒くらいになっているという。それだけ熟成が進んでいるので旨さが違っているのである。

入波平酒造はしばらく休業していたので、その間、タンクで寝いた泡盛が美味しい古酒になっていた。

入波平酒造はしばらく休業していたので、その間、タンクで寝いた泡盛が美味しい古酒になっていた。

他のおすすめが「復帰40周年記念 舞冨名65度 720ml」である。2012年に沖縄の本土復帰40周年を記念して作られた限定ボトルである。ということは65度という高い度数の4年古酒である。口に含んだ瞬間に濃厚な香りと甘みがある、強烈だけど厚みのある旨みが感じられた。ロックや水割りもいいけど、冷凍庫に入れキンキンに冷やしてショットで飲むのがおすすめ。度数が高い分だけまだ熟成の途中感は否めないけど、さらに寝かせると大化けする味わいだと思った。その後、30度の「ヨナグニウマ」と「舞冨名」も試飲したが、65度を飲んだ直後だったので、2つとも軽くクイクイと飲めてしまい味の評価は忘れてしまった。

4年前に造られた花酒。65度の古酒は旨みにコクがあった。

4年前に造られた花酒。65度の古酒は旨みにコクがあった。

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