騒音から逃れて・・・食事はアラスカで(昭和45年6月1日)

  • [公開・発行日] 1970/06/01
    [ 最終更新日 ] 2016/01/02
   

遠くは慶良間列島や南部連山、与座岳、左手に首里の遠景、近くは那覇港や市街が一眺できる、1970_6_1_awamori-cocktail_grill-alaska-in-okinawaこんな素晴らしいところが那覇市内にある。琉球生命ビル(那覇市美栄橋在)9階にあるフランス風のグリルアラスカ。

エレベーターで一気に9階まで上がるのにたった35秒。ドアが開くと広々として落ち着いた雰囲気が目に飛び込む。さすがにここまで上がるとしつこい大通りの騒音やホコリも入ってこない。

西洋料理といえばフランス料理に代表されるという位で、特にスープにうるさく化学調味料を使用せず、自然のままの味を生かすのが特徴だという。飲み物もワイン、スカッチ、琉球泡盛と揃っている。

ウェイトレスはいなく、タキシード姿の凛々しい男性が雰囲気を引き締めるところ等は他店とは雲泥の差だ。エレクトーンを聞きながら静かにゆったりした気分でビジネスや談笑のできる店がグリルアラスカである。

地元資本で軍クラブ等に引けをとらない立派な店ができるんだというのもこの店の自慢の一つである。外来の高官や商議所関係のお客さんも多いが、かといってハイクラスだけの店でもなく、昼食は1ドルランチもあり、50~60名のパーティーにも利用できるようになっている。(お1人様:2~3ドル)

同店では沖縄にはフォーマルな店がないので、今後は本土との交流もますます盛んになってくるので、こんな店が必要になってくるでしょうと語っているが、確かに時代の要求に応えて出来た本格的なグリルといえよう。

味も本場仕込みで一流。嬉しいことに琉球泡盛のカクテルも出る。泡盛をカクテルで飲ます店は全琉でこの店くらいのものだ。15年のキャリアをもつバーテンさんの泡盛のカクテルは甘口、辛口向きとお手のもの。

ちなみにソールオブアラスカの名のつくカクテルの作り方は、

ソールオブアラスカ

・泡盛(30度) 2/3
・コアントロー(フランスのリキュール)とライムジューズ 1/3
・レモンピール 適量
・チェリー 1個

なお辛口にする場合はクアントロー抜きにすれば良い。とにかく静かでシャンデリアの下でムードを楽しみながらのお食事は素晴らしい。家族連れ、神経がイライラして食事が億劫な人、都市のゴミから逃れたい方に是非一度はおすすめしたい店だ。

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