私の好きな酒 その4 焼酎 具志堅興一(昭和45年1月1日)

  • [公開・発行日] 1970/01/01
    [ 最終更新日 ] 2015/12/06
   

割烹 千広会館 経営者 具志堅興一

そうですね。かれこれ8年程になりますか酒を飲み始めてから。以前はとにかくアルコールであれば何でも良かった。1970_1_1_my-favorite-sake_syoucyu_senbakaikan_gushiken-kouichiしかし現在の仕事をするようになってからは朝は早いし、晩も1時~2時頃まで働き通しの上、お客さんと接する機会も非常に多いので、焼酎に変えたのだが、6~7年になりますか、焼酎の良さは匂いがあまりないと云うことと、翌日まで臭みが残らないという云うこと、また他酒に比べて量がセーブ出来ると云うこと。

だから私の場合は悪酔いしたことはこれまでないと云えます。今、平均して1日4合瓶1本飲んでいるがまぁ、私は通ではなく、あくまで焼酎が好きだと云うこと。飲むコツは時間をかけて飲むことと、サカナは辛いのが好きで、豚肉を醤油で煮しめたのなんかうまいですね。

皆さん同じことを云うだろうが、酒はなくてはならい生活の一部だと思っているが、渡しの場合、仕事にありながら適度に飲んで疲労をとるというものが主義で、合い間合い間にグーッと飲むうまさ・・・例えようがないですなぁ。

焼酎の良さはまだまだある。第一値段が安いと云うこと、これも魅力だね。又、私のところでは宴会等で栓を抜いても全然手をつけない一升瓶等がよくあるが、その点も私は酒に恵まれていると思う。

あれこれ詮索して飲む酒はキライなタチなので、仕事は仕事、酒は酒と割りきってのんでいるが、酔いがまわると鼻歌の1つも出ようと云うもの、やはり、酒なくてなんの己がですよ。

他酒ではつい足をとられる場合もあるようだが、焼酎はそんな心配もなく、自己のペースでいけるというところに、焼酎が若者のサケと云われる所以ではないかと思う。

「私の好きな酒 その5 仲井間宗汎」につづく

※編集者注:具志堅興一氏はコザ十字路近くに1階は割烹及び高級レストラン、2階は結婚披露宴や其の他宴会などに使用できるホールを経営している。

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