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瑞穂、復帰への基本姿勢、経営改革強く打ち出す沖縄酒類醸造株式会社(玉那覇有義社長)では、首里末吉町の同工場内に新しく完成した天龍蔵の落成を記念し、去る4月10日午前10時から経営方針発表会を開き、続いて午後2時からは内外…
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創業嘉永元年、124年の歴史を有する瑞穂酒造はこのたび2万石工場落成を迎え、かつ経営方針発表会を催す事が出来ましたことを社員の皆様と共に喜び祝いたいと思います。去った第2次世界大戦で全てが廃虚と化した中から、いち早く我が…
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沖縄の泡盛、味噌、醤油、ビール製造業界にとって、復帰後の原料用輸入砕米の入手経路や税率がどうなるかという大きな不安を抱いている。昨年11月20日に本土政府が発表した「沖縄復帰対策第一次分要綱」では、原料用輸入砕米も食管法…
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大荒れに荒れて二転三転、泡盛業界を一時憂慮のドン底に追いやった琉球酒造組合連合会の正副会長が決まって3ヶ月余、今、崎山起松会長、鹿佐次興栄副会長は精力的に動き廻っているが、一日両氏に今後の抱負などを語って貰った。崎山起松…
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両先島、沖縄本島の各泡盛メーカー工場を見て感ずることだが、旧態依然とした工場が多い。例えば豚舎と同居だったり、或いはすぐ近くにあったり、工場内の天井、床等汚れ過ぎる工場が案外多く見受けられる。嗜好の中で清涼飲料、アルコー…
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本土政府は春の叙勲を4月29日付で発表したが、3,716人中、沖縄在住者28人。その中に泡盛造り一筋に生きてきた佐久本政良氏が含まれている。勿論、現役泡盛造りとしては初めての受賞であり、これまで受賞がなかったことが不思議…
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琉球酒造組合連合会の正副会長就任後初の理事会で議題となった販売面の一元化について、当局からいろいろな案が出され、検討がなされたが、切羽詰った雰囲気の中にしては、本当に一元化をしよう、或いは反対だと云うような活発な意見が見…
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北部酒造組合(組合長:玉那覇 仁栄氏)では、昨年12月3日~9日までの1週間に亘って鹿児島の焼酎業界を視察、この程その報告書をまとめた。一行は玉那覇仁栄(組合長・恩納酒造所)、山川宗秀(山川酒造所)、慶佐次興栄(名護酒造…
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昭和15~16年(1940~1941年)の“あわもりや”のお正月といっても、ただ忙しいの一語につきた。大晦日まで商売をやり、夜中過ぎに店を閉じて、狭い店内を大掃除、未明ごろにやっと銭場に行って1年のアカを落すのが習慣のよ…
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横文字ついでに終戦直後の愉快な話を1つ。あれはたしか1950年頃だったと記憶しているが、当時私が住んでいた村の駐在にT・Kという巡査がいた。戦前は馬車引きをしていたという、実に傑作なオッサンで、酒を飲んだときのこの人の自…
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