ヒコロヒーと試す、本格焼酎・泡盛試飲会!(東京都/文・写:岡山進矢東京支部長)

   

令和4年10月5日(水)、日本酒造組合中央会と朝日新聞東京本社メディアビジネス局は、本格焼酎と泡盛のPRイベント「そろそろ飲んでみる?ヒコロヒーと試す、本格焼酎・泡盛試飲会」を開催した。会場はロイヤルパークホテル(東京都中央区)。参加費は無料。

朝日新聞紙面や同社が運営するWEBメディア「かがみよかがみ」などで告知が行われ、応募者から抽選で選ばれた120名が参加した。定員(募集時は100名)に対して3倍を超える応募があったという。

+写真01_ヒコロヒー

「そろそろ飲んでみる?」と題された本格焼酎・泡盛試飲会は、タレントの峯岸みなみさんをゲストに迎えオンライン開催された昨年9月に続き二回目。リアル開催は初となる。

今回は「国民的地元のツレ」がキャッチコピーの人気芸人ヒコロヒーさんがゲスト。専門家として焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」編集長の河野亜樹穂さん、本年度の「本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」の優勝バーテンダー小坂駿さん(京王プラザホテル スカイラウンジ オーロラ)も登壇した。

「週に9日は晩酌を楽しむ」というヒコロヒーさん。お好みは香りの強い麦焼酎で、泡盛にはこれまで馴染みがなかったとのこと。

「週に9日は晩酌を楽しむ」というヒコロヒーさん。お好みは香りの強い麦焼酎で、泡盛にはこれまで馴染みがなかったとのこと。

イベント開催日の天候は生憎の小雨。前日までぶり返していた暑さがウソのようにグッと冷え込んだ日だった。
会場に集まった参加者は若い女性が中心。目算で男性は2割ほど、そのほとんどが女性とペア。一方、女性は一人客も多い印象だ。

二部構成の第1部はトークセッション。”初心者でも楽しめるお酒「本格焼酎・泡盛」ってどんなお酒?”というテーマで、焼酎の専門家である河野さんから芋・米・麦・黒糖・蕎麦・泡盛のオススメ銘柄が紹介され、ヒコロヒーさんがテイスティング。それぞれについて感想を述べた。琉球泡盛に関しては、久米島の久米仙30度がコーヒー割りと牛乳割りで紹介された。

第1部の様子はYouTube Liveでも配信され、ログも見ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=YhTPYFWX_j4

ヒコロヒーさんと「RANBIKI」編集長の河野亜樹穂さん(右)

ヒコロヒーさんと「RANBIKI」編集長の河野亜樹穂さん(右)

第2部は客席も交えての大試飲会。”おうちで簡単に作れるおつまみを楽しむ”をテーマに用意されたフードとのマッチングを、参加者全員で楽しんだ。

世界のトップソムリエ田崎真也さんが提案した黒糖・米・芋・泡盛・麦に合うフードメニュー(中央奥から時計回りに)が用意され、河野さんが具体的な銘柄をセレクトした。

世界のトップソムリエ田崎真也さんが提案した黒糖・米・芋・泡盛・麦に合うフードメニュー(中央奥から時計回りに)が用意され、河野さんが具体的な銘柄をセレクトした。

「ヒコロヒーさんの発信で興味を持ち応募した」というカップルは「泡盛は飲んだことがありません。アルコールが強くて飲みづらいのかな?」と不安な表情を浮かべていた。

同じくヒコロヒーさんファンだという女性は「お酒は好きだけど、焼酎・泡盛はハードルが高くて、普段一番選ばない種類」と語る。

この日の第二部で提供された銘柄。左から濵田酒造「だいやめ~DAIYAME~」(鹿児島・芋)、久米島の久米仙「久米島の久米仙」(沖縄・泡盛)、繊月酒造「川辺」(熊本・米)、町田酒造(鹿児島・黒糖)、天盃「クラフトマン多田 スパニッシュオレンジ」(福岡・麦)

この日の第二部で提供された銘柄。左から濵田酒造「だいやめ~DAIYAME~」(鹿児島・芋)、久米島の久米仙「久米島の久米仙」(沖縄・泡盛)、繊月酒造「川辺」(熊本・米)、町田酒造(鹿児島・黒糖)、天盃「クラフトマン多田 スパニッシュオレンジ」(福岡・麦)

堅苦しくなりがちなワークショップ的な試飲会も、ヒコロヒーさんの醸すひょうひょうとした空気感で終始笑い声の絶えないイベントとなった。泡盛に不安を抱いていた先のカップルや女性も笑顔に包まれた。

「どのお酒が一番美味しかったですか?」との問いかけ。写真は「泡盛」に挙手する参加者。1、2番目に多かった印象。

「どのお酒が一番美味しかったですか?」との問いかけ。写真は「泡盛」に挙手する参加者。1、2番目に多かった印象。

大学で醸造を学んだという女性と、沖縄に長期滞在の経験があるという女性の二人組は「度数が高くてキツいと思ってた焼酎・泡盛だけど、『あれ、こんなにスッキリだったっけ?』といういうくらいスッと飲めた。泡盛はあの飲み方(第二部で紹介されたレモン添えソーダ割り)だと永遠に飲めそう。もっと別の飲み方やペアリングも教えてもらいたい」と絶賛した。

主催である朝日新聞社の担当者は「ヒコロヒーさんという強力な引力があったが、同時に本格焼酎・泡盛の持つニーズも感じた。嬉しい驚きだった。」と手応えを語る。

イベントの様子は、本格焼酎・泡盛の日の前日である10月31日付の朝日新聞及び同社のメディアサイト「かがみよかがみ(https://mirror.asahi.com/)」と「withnews(https://withnews.jp/)」で紹介される予定だ。

(文・写/岡山進矢東京支部長)

ウェルカムドリンクとして用意された霧島酒造「茜霧島」(鹿児島・芋)のソーダ割り。

ウェルカムドリンクとして用意された霧島酒造「茜霧島」(鹿児島・芋)のソーダ割り。

芋焼酎「だいやめ~DAIYAME~」を使用した優勝カクテル「花しぐれ」を振舞う小坂駿さん。

芋焼酎「だいやめ~DAIYAME~」を使用した優勝カクテル「花しぐれ」を振舞う小坂駿さん。

河野さんが編集長を務める「RANBIKI」制作の焼酎分類チャート。この日は初心者向けということもあり「サッパリ×フルーティー」「サッパリ×シンプル」から選ばれた銘柄が提供された。

河野さんが編集長を務める「RANBIKI」制作の焼酎分類チャート。この日は初心者向けということもあり「サッパリ×フルーティー」「サッパリ×シンプル」から選ばれた銘柄が提供された。

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