泡盛前年比1.8パーセント減(平成25年8月17日)

   

-ビールは0.9%増加に転ず-

沖縄国税事務所発表

沖縄国税事務所が去る6月27日発表した平成24年度の酒税課税高等状況の記者提供資料によると、全酒類の課税高は前年比0.8%減の108億8400万円で、課税移出数量は0.4%減の73.275㎏。

酒類別の状況では課税高は、泡盛が前年比1.8%減の23億200万円。課税移出数量は、泡盛が前年比2.0%減の21.988kl、ビールが同0.9%増の22.956kl、その他の酒類が同0.2%減の28.332kl。ビールは課税高及び課税移出数量ともに昨年まで減少が続いていたが、本年度は増加に転じている。

泡盛は8年ぶりに県外では伸びる

泡盛の状況については課税高及び課税移出数量は、過去最高だった平成16年度以降、8年連続減少となったが、県外移出分については課税高及び課税移出数量共に8年ぶりに増加した。泡盛の県内課税高は、前年比2.9%減の30億6400万円、県外課税高は同1.0%増の13億5700万円であった、としている。泡盛の県内課税移出数量は、前年比2.7%減の17.130kl、県外課税移出数量は、同0.5%増の4.858kl。

全酒類の課税移出数量は73.275kl。
※その他の酒類とは清酒、連続蒸留しょうちゅう、単式蒸留しょうちゅう(泡盛を除く)みりん、果実酒、甘味果実酒、ウイスキー、ブランデー、原料用アルコール、発泡酒、スピリッツ及びリキュールである。
(資料は沖縄国税事務所管内)
(表1)酒税課税高等状況 (単位:kl、%、百万円)

年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度
酒類別 構成比 前年比 構成比 前年比 構成比 前年比
泡盛 数量 22,763 30.5 95.0 22,440 30.5 98.6 21,988 30.0 98.0
課税高 4,522 40.6 93.7 4,501 41.0 99.5 4,421 40.6 98.2
ビール 数量 23,287 31.2 98.0 22,755 30.9 97.7 22,956 31.3 100.9
課税高 4,210 37.8 98.1 4,122 37.6 97.9 4,160 38.2 100.9
その他酒類 数量 28,636 38.3 100.6 28,386 38.6 99.1 28,332 38.7 99.8
課税高 2,405 21.6 98.0 2,345 21.4 97.5 2,302 21.2 98.2
合計 数量 74,686 100.0 98.0 73,582 100.0 98.5 73,275 100.0 99.6
課税高 11,137 100.0 96.2 10,969 100.0 98.5 10,884 100.0 99.2

(表2)泡盛の課税移出状況 (単位:kl、%、百万円)

年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度
酒類別 構成比 前年比 構成比 前年比 構成比 前年比
泡盛 県内 数量 17,660 77,6 96,4 17,604 78,4 99,7 17,130 77,9 97,3
課税高 3,128 69,2 95,5 3,157 70,1 100,9 3,064 69,3 97,1
県外 数量 5,103 22,4 90,7 4,836 21,6 94,8 4,858 22,1 100,5
課税高 1,395 30,8 89,9 1,344 29,9 96,3 1,357 30,7 101,0
合計 数量 22,763 100,0 95,0 22,440 100,0 98,6 21,988 100,0 98,0
課税高 4,522 100,0 93,7 4,501 100,0 99,5 4,421 100,0 98,2

平成25年8月17日掲載記事

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