コロナ禍でも衰えを知らない銘柄5選 @銀座わしたショップ編

  • [公開・発行日] 2021/03/25
    [ 最終更新日 ] 2021/04/13
   

一向に終息の兆しが見えないコロナ禍。
全国民、全人類に突如降りかかった天災ではあるものの、その伸し掛かり方は決して平等でなく、特定の業種や条件の人々に歪に負担を強いている状況だ。

そんな中、泡盛に関わる業種はメーカー、小売り、飲食店と、そのほぼ全てが苦境に立たされている。だが敢えて言いたい。泡盛は負けない!この逆境の中、それでも元気な泡盛、元気をくれる泡盛は存在している。

そんな泡盛たちを、シリーズで紹介する。
第一回目は、東京における沖縄文化の発信基地「銀座わしたショップ本店」を訪れ、名物泡盛案内人である藤原直樹さんに、このコロナ禍でも“衰えを知らない銘柄5選”を紹介してもらった。(順不同)

ご時世柄や銀座という土地柄も表れた、個性的な5品が並んだ。

南風 三年古酒 粗濾過四十四度(沖縄県酒造協同組合)

銘柄5選01_1藤原さん曰く高度数、古酒、粗濾過というセールスポイントの揃った「振り切ったヘビーユーザー用」。わしたショップPB(プライベートブランド)商品。仕次ぎ用として買っていく常連さんも多いとか。

ハブ原酒 プレミアム(南都酒造所)

銘柄5選01_2「ハブエキス二倍」とかかれたPOPが掲げられた、コチラもわしたショップのPB商品。もともとインバウンドで訪れる外国人観光客に人気だったハブ酒商品だが、コロナ禍においては家飲み+健康志向というニーズにジャストミートした。

久米島の久米仙 パウチタイプ (久米島の久米仙)

銘柄5選01_3これも家飲みニーズにマッチした「大ヒット商品」(藤原さん)。低度数、低価格、手間いらずという泡盛エントリーモデルで、レジ袋を使わずとも傷ついたり傷つけたりの心配なく持ち帰れるところも時代にハマったようだ。

美しき古里 古酒 紙パック(今帰仁酒造)

銘柄5選01_410年前の震災後から、売り上げが急増したという“割れない”紙パック商品。紙パック自体の品質向上のお陰で臭い移りや劣化の心配が減ったことから、度数高めの古酒ラインナップも増えてきた。

龍泉(龍泉酒造)

銘柄5選01_52合で税込600円台という低価格(取材時点)に加え、初心者にも飲み慣れた方にも満足してもらえる造りの確かさが魅了。「この美味しさがわかってもらえるってことは、これからも泡盛は大丈夫!売り手の励みになる商品です。」(藤原さん)
(文・写/岡山進矢東京支部長)

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