沖縄の各業界は、着実に近づいて来る本土復帰という、嵐を前にしてその対策が迫られている。 既にある企業では復帰体制づくりとしてこれまでの企業規模を守るだけでなく、むしろ拡大し、本土市場に進出しようという毅然たる企業の姿勢で対策にのり出している業種もある。
こうした、アラシ、を前にして醸造業界の現状はどうなっているか、個々の企業の対策なり方針はさしおいて、ウイスキーなどの雑酒などの輸入実績を地元沖縄内の生産、輸出実績を参考に今後の業界の方向を考えてみよう。 1968年度の輸出入実績(主税局調べ)をみると、ビールからウイスキー、ラム酒など15度以上の酒類(原酒を含む)輸入額は58万余ドルになつており、数量にして1965万リットルとなる。
いっぽう、沖縄県内での生産量は約2倍の2,665リットルである。したがって醸界全体からみると市場占有率は60%とみてよいだろう。
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