沖縄県産品を豊富に取り揃える銀座わしたショップ本店(沖縄県物産公社/比嘉徹代表)がJR有楽町駅前の東京交通会館1階に移転し、令和5年1月20日(金)にプレオープンした。
同店は29年前に銀座1丁目で営業を開始した都内で最も歴史の長い自治体アンテナショップだ。
銀座1丁目での営業は1月12日(木)をもって終了(泡盛売り場を含む地下1階フロアは9日に終了)、徒歩で2分程離れた新店舗に引っ越しをした形だ。
新店舗の面積はこれまでの半分程度。店内を見渡すと随分コンパクトになった印象だが、その分高密度で賑やかさが感じられる。
BGMとして流れる軽やかな沖縄民謡が、より身近に聴こえた。
気になる泡盛売り場だが、棚数が半分以下に減少。これまでと比べると「どんな銘柄でも揃う」という網羅感はなくなったものの、担当者の意図が感じられるような厳選銘柄が並んでいるという面白さを感じた。
「バックヤードも含めると、棚に並んでいる3倍のストックを持っています。その中から定期的に入れ替えをしていくつもりです。」と話してくれたのは「泡盛さん」こと、泡盛担当の藤原直樹さん。
探している銘柄が見つからない場合はスタッフに声をかけると、豊富な在庫から出してもらえたり、ない場合は取り寄せをしたりすることも可能だという。
新店舗の営業時間は10:00~20:00。定休日無し。
プレオープン期間も通常と変わらない形で営業されるが、商品の発送受付など一部利用できないサービスもある。
グランドオープンは2月1日(水)。
この日は沖縄県酒造協同組合からスタッフが来場し、藤原さんと共に振る舞い酒を提供する。
また店舗周辺では、舞踊や民謡などの芸能ステージや、具志堅用高さんとガレッジセール・ゴリさんによるトークショーといった催しも予定されている。
(文・写/岡山進矢東京支部長)