久米島町観光・物産と芸能フェア開幕(那覇市タイムスビル)

   

久米島の銘酒2社も出店

12月11日(金)、那覇市久茂地のタイムスビルにおいて、久米島商工会・久米島町・沖縄タイムス社の主催による、久米島の魅力を伝える「久米島町 観光・物産と芸能フェア」がスタートした。フェアは13日(日)まで。

2015_12_11-13_3rd_kumejima-tourism-bussan-performing-arts-fair_kaikaishiki開催に先立ちオープニングセレモニーで沖縄タイムス社長の豊平良孝社長氏が「我が社のふるさと元気応援企画第12弾は、今回で3年連続開催を迎える久米島町です。久米島は古くから美しい島として知られ、自然が豊富で観光、漁業、農業が盛んです。車エビ養殖やもずく生産、海洋深層水や泡盛など地場産業も盛んでIT情報を使った町づくりもを行っています。そんな魅力いっぱいの久米島を紹介する久米島町フェアは、今回で3年連続開催というわけですっかり定着したフェアになっています。今回は舞台で現代版組踊も行われ、多くの人が足を運べるよに久米島の魅力をたっぷり紹介しています。どうぞ気軽にお立ち寄りください」とあいさつした。

2015_12_11-13_3rd_kumejima-tourism-bussan-performing-arts-fair_kumejimanokumesen2続いて久米島町長・大田治雄氏が「当初は1回限りのフェアの予定でしたが、本島内に住む多くの久米島の人や関係者、来場者の要望により今年で3回目を迎えることができました。久米島は小さな島ですが、美しい砂浜のハテの浜や風光明媚な観光施設が数多く、プロ野球キャンプ地としても知られ毎年多くの観光客が訪れています。車エビや海ぶどうなどの養殖、海洋深層水を活用したミネラルウォーターや化粧品、泡盛や伝統的な久米島紬など多くの特産品を揃え、舞台では島の高校生たちが現代版組踊『月光の按司 笠末若茶良』を演じます。久米島の魅力を多数揃えましたので楽しんでください」とあいさつした。

「久米島の魅力のPRのためにいろんなイベントに行っています。好きな泡盛はもちろん久米島の久米仙と米島酒造の泡盛です。島では米島酒造の美ら蛍を、島外では久米島の久米仙をめっちゃ飲んでます!!」と笑顔で答えてくれたのは、来場者にみそクッキーをプレゼントしていた久米島紬観光レディーの佐藤祐子さん。

2015_12_11-13_3rd_kumejima-tourism-bussan-performing-arts-fair_yoneshimasyuzou2フェアでは1階のエントランスホールでは琉球コスメや海ぶどう、久米島みそや玖美の塩、島らっきょうや唐辛子、ノニジュースやみそクッキーなど食品を中心とした特産品を販売。本社ビルの公開空地では久米島そばや車エビの素揚げ、マヒマヒハンバーガー、2階ギャラリーでは久米島紬の展示販売、着付け体験、折体験などが行われた。

 

泡盛関係では島の酒造所「久米島の久米仙」と「米島酒造」の2社が出店しており、フェアが開催されると同時に多くの来場者が泡盛を求めて列をなした。特に米島酒造所のブースは工場直売でしか入手できない限定商品の「久米島35度」と「星の灯」が、フェア期間中だけ島に行かなくても買えると泡盛ファンに喜ばれていた。

また、島で採れたノニだけを使ったノニドリンクを販売するコーナーでは、ノニを飲みやすくするために島の酒造所のもろみ酢をブレンドした「飲みやすくなったノニ(もろみ酢入)」も販売していた。

(嘉手川学)

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