第2回 宮古島泡盛まつり

   

10月31日、11月1日の両日、島の駅みやこ(宮古島市平良)にて、第2回宮古島泡盛まつり2015_10-31_11-1_2nd_miyako-awamori-festival_kaijyou(主催:株式会社パラダイスプラン/後援:宮古島観光協会・同商工会議所)が開催された。多良川、菊之露、渡久山、宮の華、沖の光、池間、宮古島の各酒造所がブースを連ね、泡盛の試飲即売会を催し協力する。

メインイベントに先立ち、宇栄原洋子宮古島税務署長が、「税務署と泡盛業界は、酒税及び酒類の製造、販売免許の交付を通じて深い関わりがある。また、泡盛は沖縄の伝統、文化を深く反映し、その芳醇な味わいは県内、県外そして海外からも高い評価を受けており、地域の観光資源としても重要な地位を占めてい2015_10-31_11-1_2nd_miyako-awamori-festival_uebaru-youko_aisatsuる。しかし、最近では若者や女性の食の嗜好が変化し、特にここ10年は泡盛の移出数量が減少傾向にある。このようなイベントを通して、みなさんにもっと泡盛の良さを知っていただき、泡盛を元気づけてほしい。」と挨拶した。

まつりは、最近あった幸せな出来事、宮古島への熱い思いなどとテーマに繰り広げられた「オトーリ口上コンテスト」で最高潮を迎えた。

オトーリとは、宮古島に伝わる伝統的な酒席作法の一つで、宮古島独特の親睦システムである。首座の一人が泡盛を満たした酒盃を片手に口上(スピーチ)を述べた後その杯を飲み干し、親となってその場の全員に1杯ずつ同じ酒杯をまわしていく。この際盃を受けたものは親同様に気の利いた口上を述べるのがルールで、オトーリを通して、宮古島出身者は皆スピーチ上手になるといわれるほどだ。

2015_10-31_11-1_2nd_miyako-awamori-festival_michael-palmerまつりでは、この口上が競われ、「宮古島のオトーリは世界を救う」というテーマで口上を述べた、米国出身のマイケル・パーマ-さん(平良市在住)が優勝。優勝賞品として、島の駅で使用可能な商品券5万円分を手にした。

泡盛メーカーの各ブース前には、宮古島産のさまざまな泡盛を試飲、購入できるとあって、多くの人だかりができていた。祭りは大いに盛り上がりをみせ、賑やかなまま閉幕した。

各泡盛ブースの詳細と会場である島の駅みやこについては、追って第2報で紹介する。

(二代目預)

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