間に合わぬ古我地焼~真空土練機新設~(昭和47年9月15日)
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[公開・発行日] 1972/09/15
[ 最終更新日 ] 2016/08/04 - 読む
有限会社沖縄陶業(新城信勝代表者)では、このほど真空土練機を新しく購入、設置した。酒類用壺、観賞用壺と今や壺ブームで生産が間に合わない状態にあり、練土も人間の足で練っては間に合わぬようだ。
この機械は、1日約3時間も動かせば、5日分の原料ができ、人間1人で1日がかりの仕事が1時間もあればできる便利なものらしい。
洋酒業界からも打診
特にこちらは約300年前から生産されていない古我地焼の復活とあって、その独特な原料の密着性や色合いなどに人気が集中し、生産の合理化を図らなければ製品が間に合わぬと云う嬉しい悲鳴に明け暮れている。
また、或る洋酒メーカーもこの古我地焼壺に洋酒を詰めるべく検討しているようだ。
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