アーカイブ:1971年
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宇余曲折をたどりながら、本紙が創刊2周年を迎えた。業界紙として沖縄では本紙が始めての試みであっただけに、創刊当初は業界の一部にも危倶の念をいだく方もいたが、今では斯界のよき羅針盤、よき忠告者となり得ていると自負するもので…
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初めに本紙創刊2周年を記念して、座談会を企画してみました。これは泡盛に焦点をあてつつ、全酒類、業務店、全消費者をも含めて広範囲にわたって純然たる消費者としての立場からの座談会であり、又、第1回目の消費者サイドの座談会であ…
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復帰後は温かく迎えよう
日本酒造組合中央会の第18回通常総会が去る6月9日より熊本市民会館で開催されたが、今回からは琉球泡盛業界からもオブザーバーとして総会に出席、総会の雰囲気に上気する場面もみられた。
組合員、醸友…
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例年、夏場が勝負どころの清飲業界は今や最大のピンチに立たされている。異常干ばつの影響でこの業界は始まって以来の赤字が予想されている。
各メーカー共、自社ボーリングはとっくの昔渇水し、隔日時間給水に頼っている現状だが、8…
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熊本市で開かれた日本酒造組合中央会の第18回通常総会の帰途、沖縄の泡盛業界の実態を把握するため、去る6月、石川彌八郎会長、吉村常助副会長、外三理事が来沖、那覇、南、中、北部の業界を視察、それぞれ業者と意見交換した。同会長…
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クラウン商事株式会社(川田潤社長)洋酒部では、洋酒の現地ブレンドを本格的に開始した。同社の川田社長は文字通り沖縄に於ける輸入洋酒の草分けで、洋酒を手がけて20年のキャリアを持つが、同氏のモットーは輸入洋酒と全く同じウイス…
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困惑する洋酒・泡盛業界沖縄に於ける業界の実態や工業所有権制度の説明等を目的に、去る7月26日から6日間の日程で沖縄を訪れていた特許庁派遣の工業所有権調査団(団長:佐藤文男同庁審査部長)は、27日午後3時20分より琉球酒造…
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世界でも初めてだと云われている、パインからブランデーを作っている興陽産業株式会社(仲村清秀社長)では、取引契約を交わしていた日本興陽株式会社(東京丸の内在の貿易業者)向け、来る8月17日に初出荷する。今度出荷される原種は…
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瑞泉酒造工場(佐久本政敦社長)では、工費約2,000ドルをかけて同工場内に酵母の純粋培養菌研究室を設けた。滅菌器、培養器、孵卵器と揃えてあるが、今後は学理的な面からの時代であり、統一菌を同社の未納税移出業者に配ると同社で…
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琉球泡盛産業株式会社(崎山起松社長)が、去る7月15日で創立20周年を迎えた。同社は当時、68工場もあった泡盛業者が1工場当たり1,350株づつ持ち寄って設立された所謂(いわゆる)業者の会社である。当時は泡盛の原料も砂糖…
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