仲井真税理士事務所所長
琉球日産サニー販売KK専務
株式会社松本商会専務
仲井間宗汎
私はゴルフがめしよりも好きな男で、初めたのが27才の時だからゴルフ歴は11年になる。現在泡瀬カントリークラブに所属しているが、ここの会員が1,200人位で、その内60名位が沖縄の人である。
ハンディは5だが、私の場合ゴルフプレーすることによって、全ての仕事を忘れ運動することによって、仕事は家庭内には持ち込まないというのが主義である。プレーは全ての邪念を払拭し、精神を統一してかからねば絶対によい結果は得られない。
従ってよい結果を得るには、その前の晩の体のコンディションが大きく左右する“体調
を整える”そう云う意味から私は或る友人にすすめられてウイスキーを飲むようになったが、まぁ飲むと云っても強くはない。
普通オンザロックで4杯位ですが、大勢で飲むのは好きではないので、仕事を終えて家に帰ってから1人で静かに飲むことにしている。そういう酒も10年近い。10年近くやっていると、つい習慣になって飲まないと何かもの忘れしたようで落ち着かない。
すでに酒は私の生活の一部になっている。スカッチ(スコッチ)もうまいが、食前のワインもいいものです。酒を嗜む人にはワインを集めて楽しむのも一興あるのではないかと思うが、値段が安く色が異なり味が異なる処に楽しさもある。
まぁ毎日一定量を飲むと云うことは、専門医からすれば悪いと云うが、私は程度の問題だと思う。バーなどにいって自分の好きな酒がそのバーになければ、そこの経営者に此の酒を仕入れておけと云っているが、私みたいに個性の強い人間はその店に好きな酒があればつい気をよくして盃を重ねるが、酩酊したことは未だかつてない。
或る人は酔うと人間は本心を吐き、又おしゃべりにもなると云うが、私はむしろ飲むとしゃべらなくなるし、飲まない時ほど人の倍しゃべる性せある。バーなんかでも連れと飲んでも途中で帰る時が多いからマナーはないかも知れないが、しかしその時はすでに自分の生活時間が来ていると考えるのだからエゴかもしれない。
自分の適応量以上に酒を飲んで悪酔いする人や、酒を飲んで感情を紛らわす人は意志の弱い人だと私は思う。まぁ人は十人十色と云うが、酒は私にとっては精神安定剤であり、世の中に絶対酒は必要欠くべからざるものであると思う。
私の酒の信条に“酒はたしなむもので酔うものではない”と云うことである。私の酒は初めにも云ったが、ゴルフから来たプレーの一部であるが、ゴルフは自分との戦いであり、先ず自分自身に打ち勝たないといいスコアはどうしても出ない。
特に私のようなシングルプレーヤーの場合、技量はとてもよいが、その日の体調が悪ければパットでも絶対に調子よくいかない。酒の話を取材に来てゴルフ談義を聞かせて了(しま)って。
しかし飯よりも好きなんだ、私にとってゴルフは。自分に対して厳しいから酒にまつわるエピソードは私にはないわけだ。こういう人間を取材して記事になるかね・・・ハハハ。
しかし正月早々酒の話で今年はエンギがよい。世の愛酒家の皆さん明けましておめでとうございます。今年も大いに仕事にハッスルしましょう、そして酒にも。
「私の好きな酒 その6 日本酒 山野井延雄」に続く