梅酒とハブ酒新発売~醸界だより~(昭和45年1月1日)
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[公開・発行日] 1970/01/01
[ 最終更新日 ] 2015/11/30 - 読む
沖縄酒類醸造株式会社(現瑞穂酒造。代表者玉那覇有義氏)では昨年12月15日付で雑酒製造免許が交付され、新しく梅酒、ハブ酒を発売することになった。これは同社が1969年6月に申請してあったもので、免許条件は梅酒とハブ酒に限定され、期間は1970年12月迄の1ヶ年間となっている。
当初梅酒は旧正から1,800?(十石)位いを売り出していきたいと云っている。狙いは復帰後、本土の焼酎の直接の進出は考えられないが、梅酒等にかえて入ってくる可能性は十分にあるとみており、そうなると間接的に本土の焼酎が入ったことになり、その点、本場琉球泡盛で作った梅酒で太刀打ちしていこうと云う、いわゆる機先を制したというのが同社談。
ハブ酒は年間20~30石(約3,608~5,410リットル)を予定していると云う。
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