第8回SAKEフェス(有楽町)レポート(岡山進矢東京支部長)
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[公開・発行日] 2024/09/30
[ 最終更新日 ] 2025/01/14 - 飲む
令和6年9月27日(金)、27日(土)の二日間。東京交通会館12階カトレアサロン(東京都千代田区)にて「第8回SAKEフェス」が開催された。(主催:読売IS、共催:沖縄県酒造組合)
SAKEフェスは主催の読売ISが“人形町酒店”名義で続けている人気の酒類イベント。昨年から沖縄県酒造組合とタッグを組み、同会場で開催している。
今年は全国から33の酒造所が参加。うち13蔵が泡盛酒造所で、昨年の6蔵から倍増した。
日本酒蔵は14社、ジン酒造所3社、ワイン蔵3社、そしてグルメや物産品などを販売する7つのブースが並んだ。
「どうしても日本酒に馴染みがある方が多いので、日本酒目的の来場者にも泡盛を嗜んでもらえるよう、様々な工夫をしています」と話してくれたのは、読売ISの臼田裕亮さん。
昨年は泡盛とその他酒類の会場が分けられ、ブースも北から南に並べる形での開催だったが、今年は混在させた。
また、入場券に付随する10杯分の試飲チケットにはさらに3杯分の泡盛限定チケットを追加。1杯以上泡盛を試飲した人には、会場周辺の沖縄料理店での食事券や泡盛1杯無料券がもらえる抽選会も用意した。
筆者が訪れたのは初日の開場直後と、夕方18時頃。
「開場時刻の11:30には入り口に行列ができていて驚きました。オンラインでの前売り券も昨年以上の数が出ています」(臼田さん)
平日昼間開始の飲酒イベントにもかかわらず、賑やかなスタートダッシュ。終業後の会社員が集まり出す夕刻にはまっすぐ歩くことが困難な混雑ぶりで、多くの笑い声があちらこちらで響いた。
千葉から来場した、泡盛ファン二人組は「フォローしている泡盛関係のインスタを見て来ました。色々な銘柄が飲み比べられる機会は最高です。泡盛以外だと、福島の米焼酎(ねっか)が美味しかったです」と、イベントを満喫している様子。
ご自宅では日本酒やワインを楽しんでいるという都内在住の女性は「泡盛はあまりトライする機会がないので、ここで飲めるのが楽しみです」と話してくれた。
(文・写/岡山進矢東京支部長)