新・珊瑚礁 お披露目会in東京(文/岡山進矢東京支部長)

   

「古酒のやまかわ」とも称される本島本部町の泡盛メーカー山川酒造。

その山川酒造の代表銘柄「珊瑚礁」の5年35度、4合瓶のパッケージが2019年2月1日に刷新された。

これまでの黒い瓶に濃紺のラベルという重厚感のある佇まいから、青い瓶に水彩画調のグラデーションラベルを纏わせた軽やかな組み合わせのデザインへのモデルチェンジを遂げている。

手前味噌で恐縮だが、この新パッケージを手がけたのは泡盛新聞東京支部長である私(筆者)だ。

+1

筆者はいくつかのわらじを履いており、最も履きなれたわらじはグラフィックデザイナーである。

実際に、主な生計は、雑誌や書籍などの印刷媒体、広告、ロゴマーク、商品パッケージなどのデザイン業で立てている。

そんな私は、美大を卒業後、グラフィックデザイナーとして生活しながら沖縄ファンとなり、さらには泡盛にハマって行くうちに「いつかは泡盛のパッケージデザインの仕事を…」という目標を持つようになっていた。

その流れの中で、なぜか泡盛新聞の編集長に捕まり、東京支部長に就任させられてしまったが、結果的にそれが功をなしてか(なさずか?)、この度、泡盛のパッケージをデザインするという目標、すなわち、珊瑚礁5年35度のリニューアルという大仕事をやらせていただくこととなった。

さらに私事の続きのようで恐縮ではあるが、去る2月23日(土)、東京杉並区で「新・珊瑚礁お披露目会」が開催された。

会の主催は、その週末揃って上京された山川酒造の山川宗克会長と山川宗邦社長のお二人。

筆者も東京で日々泡盛を飲み歩いてる手腕を買われ、コーディネートのお手伝いをさせてもらった。

+2

会場に選んだのは、代田橋沖縄タウン内にある「沖縄料理と古酒 てぃんさぐぬ花」。

泡盛に合うお料理のクオリティの高さに定評のある名店だ。

今回、泡盛好き仲間でもある店主の野崎洋平さんが、珊瑚礁に合わせた特別なコースを用意してくれた。

午後7時。貸し切りにした二階お座敷には続々と山川酒造のファンが集まり、用意していた約20席を埋めた。

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社長、会長の挨拶を聞きながら、各テーブルに用意された新しいパッケージの珊瑚礁5年35度の封を切る。

社長から指名を受けたファン代表・藤間文夫さんの乾杯の音頭をきっかけに、たくさんのグラスを合わせる音が響き渡った。

参加者は各々好みの飲み方、合わせ方で、料理と珊瑚礁に舌鼓を打った。

+4

泡盛マイスターの藤野昌也さんは「山川のお酒は古酒にすることを前提にしっかりと作られている。その味わいを楽しむため、10秒ほど口の中で転がし甘味を引き出す飲み方を試してみて欲しい」と楽しみ方を提案。

同じく泡盛マイスターの福留ちひろさんは「個人的に35度のお酒がとても好き。珊瑚礁は度数が高くてもツンとこないし、水で割っても薄まらない魔法のようなお酒」とその魅力を語ってくれた。

+5

宴も中盤に差し掛かる頃。主催手伝いの筆者から、山川酒造ファンへひとつのイベントを差し込ませていただいた。

題して「山川酒造マニアッククイズ大会」!

その際出した問題をここにしたためるので、ぜひ皆さんも解いてみて欲しい。

【問題1】
◆山川酒造が酒造りに使っている酵母。101酵母、さくら酵母、もう一つは何?

【問題2】
◆人気沸騰中の新商品「珊瑚礁ケーキ」。何年、何度の珊瑚礁が使用されてる?

【問題3】
◆日本にはもう一つ「山川酒造」という名前の酒造メーカーが存在します。どこの都道府県にある?

【問題4】
◆抱瓶型の陶器に入った商品「やんばるダチビン」。ダチビンに描かれているモチーフは何?

【問題5】
◆山川酒造で現在使われている縦型蒸留器。製造されてから今年(2019年)で何年?

【問題6】
◆昨年末に開催された東京泡盛会で、クーニー社長(山川宗邦社長の愛称)が着ていたハッピの背中に書かれていた文字は?

【問題7】
◆webショップ「ショップやまかわ」のURLは?

それぞれの答えは、記事の最後に。

+6

今話題のテレビ番組「99人の壁」を彷彿とさせるべく、専門家のお二人に挑む多人数の壁!という形を想定してのクイズ大会だったのだが、筆者の作った問題がファンの方々の予想を超えるマニアックさだったようで、ほぼ解答できる参加者がいない…というなんとも盛り上がらない結果に。

そのときの様子を収録した音源が、WEBラジオ番組「こえつむ」内で公開されている。

無料で聴けるので、興味をもってくれた方はぜひアクセスしてみて欲しい。
https://note.mu/genchang/n/nbc6f70ecfe9e

「山川酒造のお二人が答えられなかった問題をファンチームが1問でも答えたら勝ち」という特別ルールに加え、お二人の優しい忖度も加わり最終的にはファンチームの勝利で、クイズ大会は無事終了。

本来なら山川酒造のお二人から、ファンチームの活躍したメンバーに記念品が贈られる、、、という流れになるはずだったが、活躍したメンバーは特にいなかったのでジャンケンで勝った人に記念品が贈られた。

+7

結果、難問すぎるクイズ大会は、会長、社長のお人柄を際立たせただけのイベントとなった感はあるが、それはそれとして、会自体はお酒と料理の美味しさのお陰で大いに盛り上がった。

神奈川から駆けつけてくれた参加者からは「泡盛としては奇抜なラベルだが、沖縄の海やサンゴのイメージが伝わるのですごく良い。 これからも美味しくいただきます」という嬉しい感想をいただいた。

+8

3月中旬に、渡沖する機会に恵まれたが、未だ飲食店や酒販店で見かけるのは以前の重厚感ラベルの方だった。山川酒造によると現在の出荷は100%新パッケージに切り替わっているとのこと。今後、飲食店や小売店でも徐々に新パッケージに変わっていくことだろう。

ただ、もし新旧商品が並んでいたら、瓶熟が進んでいるであろう旧の方を手に取るのが泡盛好きの正しき習性であるし、筆者もしばらくはそのように「珊瑚礁5年35度」を楽しもうと思う。

+9

クイズの答え
【解答1】黒糖酵母(「和尊 4蔵元ブレンド泡盛」の元酒に使用。現時点で山川酒造名義の商品には使用されていない)

【解答2】3年43度

【解答3】愛媛県と群馬県(実は「もう一つ」という出題が間違っていたことが山川酒造のお二人からの指摘で発覚)

【解答4】守礼門

【解答5】35年(「昭和59年」と蒸留器本体に書いてある)

【解答6】本部の銘酒 珊瑚礁

【解答7】http://www.shop-yamakawa.jp

+10
(文/岡山進矢東京支部長・写/岡山進矢東京支部長+参加者提供)

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